オオヒメワラビモドキか
メシダ科 シケシダ属
※オオヒメワラビモドキかをオオヒメワラビモドキに訂正いたします。2021年7月31日
生育している環境:林内渓谷、水しぶきがかかる切り立った岩壁面に生育。
観察された特徴:夏緑性。葉の長さは55㎝程度、広披針形~長三角形、光沢のない淡緑色、草質。葉柄~中軸にかけては棘状の硬い黒褐色の鱗片を開出してつけ、手触りはざらざらする。胞子嚢群葉中間~やや中肋寄りにつける。胞子数は30個程度確認でき無融合生殖種。
(1)ウエットな岩壁に生育するオオヒメワラビモドキ
(2)オオヒメワラビモドキ、葉柄上部に開出してつく棘状の鱗片
(1)オオヒメワラビモドキ、葉身裏側
(2)オオヒメワラビモドキ、中軸に開出してつく棘状の鱗片
以下の前葉体発芽画像は栽培されている方から頂いたものです。
観察機器
実体顕微鏡 LEICA ES2 ・カメラ オリンパス TG-4
2021年7月24日 播種
(1)オオヒメワラビモドキ胞子採取葉1
(1)オオヒメワラビモドキ胞子採取葉2
※胞子を採取した葉
(1)オオヒメワラビモドキ胞子1
(2)オオヒメワラビモドキ胞子2
※胞子嚢、胞子
(2)オオヒメワラビモドキ広範囲1-拡大1
(3)オオヒメワラビモドキ広範囲1-拡大2
※発芽観察場所
2021年9月18日 観察