キタノミヤマシダ Diplazium sibiricum var. sibiricum
メシダ科 ノコギリシダ属
生育している環境および特徴:釜無山高所石灰岩地帯で観察。針葉樹林下林床に生育。葉柄には黒褐色の鱗片がやや密につく。葉の大きさは30~40㎝(葉身は20~25㎝)、3回羽状に深裂し裂片には鈍鋸歯がある。中軸裏側や羽軸裏側・小羽軸裏側には毛が生える。胞子嚢群は裂片中肋と辺縁の中間につく。包膜の端には鋸歯がある。
(1)キタノミヤマシダ、葉柄の鱗片
(2)キタノミヤマシダ、葉柄基部の鱗片
(1)キタノミヤマシダ、胞子上面
(2)キタノミヤマシダ、胞子側面
(1)キタノミヤマシダ、胞子上面
(2)キタノミヤマシダ、胞子側面
以下の画像および解説は、すべて栽培されている方から頂いたものです。
2019年7月23日 播種
(1)キタノミヤマシダ胞子採取葉1
(2)キタノミヤマシダ胞子採取葉2
胞子を採取した葉
2019年8月31日 観察
(1)キタノミヤマシダ広範囲1
(2)キタノミヤマシダ広範囲1拡大1
発芽確認