ノキシノブ

ウラボシ科 ノキシノブ属 Lepisorus thunbergianus

コンクリートの擁壁に生育するノキシノブ。2020年2月8日 奥畑入口 

生育している環境:相模湖嵐山付近では林縁から暗い林内まで広く生育、北向きの岩壁・石垣やサクラなどの大木の幹に着生。

観察された特徴:常緑性。葉の大きさは5~20cm、葉は厚く光沢がある。葉身は先端および基部にかけて徐々に狭まり、先端は鋭尖頭、葉身は葉柄に連続する。中軸はわずかに飛び出すが中軸の左右の葉面は丸く膨らみ中軸の位置は凹む。胞子のう群は大きく、葉身の上半分につく。

ノキシノブ、葉身と葉柄の区別が難しい。2020年3月12日 奥畑入口 ノキシノブ、胞子嚢群。2020年3月12日 奥畑入口
(1)ノキシノブ、葉柄基部 
(2)ノキシノブ、胞子嚢群 

胞子嚢1(同じ相模湖ダム周辺のノキシノブの胞子です)
ノキシノブ、胞子数は60個程度確認、大きさ・形とも整い有性生殖種。2020年4月21日 相模湖周辺の谷
ノキシノブ、1つの胞子嚢を壊したようす

ノキシノブ、胞子上面。2020年4月21日 相模湖周辺の谷 ノキシノブ、胞子側面。2020年4月21日 相模湖周辺の谷
(1)ノキシノブ、胞子上面
(2)ノキシノブ、胞子側面
 

以下の画像および解説は、すべて栽培されている方から頂いたものです。

観察機器
実体顕微鏡 LEICA ES2  ・カメラ オリンパス TG-4

2020年2月8日 播種
ノキシノブ胞子採取葉1。2020年2月8日 ノキシノブ胞子採取葉1。2020年2月8日
(1)ノキシノブ、胞子を採取した葉
(2)ノキシノブ、胞子を採取した胞子嚢群

ノキシノブ胞子。2020年2月8日 
ノキシノブ、採取した胞子



2020年2月12日 観察
ノキシノブ広範囲1。2020年2月12日
ノキシノブ広範囲1

ノキシノブ広範囲1拡大1-1。2020年2月12日 ノキシノブ広範囲1拡大1-2。2020年2月12日
(1)ノキシノブ広範囲1拡大1-1
(2)ノキシノブ広範囲1拡大1-2



2020年2月18日 観察
ノキシノブ広範囲1拡大1-2。2020年2月18
ノキシノブ広範囲1拡大1-2



2020年2月21日 観察
ノキシノブ広範囲1拡大1-2。2020年2月21日
ノキシノブ広範囲1拡大1-2



2020年3月1日 観察
ノキシノブ広範囲1拡大1-2。2020年3月1日
ノキシノブ広範囲1拡大1-2



2020年3月22日 観察
ノキシノブ広範囲1。2020年3月22日  
ノキシノブ広範囲1 

ノキシノブ広範囲1拡大1_1。2020年3月22日 ノキシノブ広範囲1拡大1_2。2020年3月22日 
(1)ノキシノブ広範囲1拡大1_1 
(2)ノキシノブ広範囲1拡大1_2



2020年5月19日 観察
ノキシノブ広範囲1。2020年5月19日  
ノキシノブ広範囲1 

ノキシノブ広範囲1拡大1_1。2020年5月19日 ノキシノブ広範囲1拡大1_2。2020年5月19日 
(1)ノキシノブ広範囲1拡大1_1 
(2)ノキシノブ広範囲1拡大1_2



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