ノキシノブ
ウラボシ科 ノキシノブ属 Lepisorus thunbergianus
生育している環境:相模湖嵐山付近では林縁から暗い林内まで広く生育、北向きの岩壁・石垣やサクラなどの大木の幹に着生。
観察された特徴:常緑性。葉の大きさは5~20cm、葉は厚く光沢がある。葉身は先端および基部にかけて徐々に狭まり、先端は鋭尖頭、葉身は葉柄に連続する。中軸はわずかに飛び出すが中軸の左右の葉面は丸く膨らみ中軸の位置は凹む。胞子のう群は大きく、葉身の上半分につく。
胞子嚢1(同じ相模湖ダム周辺のノキシノブの胞子です)
ノキシノブ、1つの胞子嚢を壊したようす
以下の画像および解説は、すべて栽培されている方から頂いたものです。
観察機器
実体顕微鏡 LEICA ES2 ・カメラ オリンパス TG-4
2020年2月8日 播種
(1)ノキシノブ、胞子を採取した葉
(2)ノキシノブ、胞子を採取した胞子嚢群
(1)ノキシノブ広範囲1拡大1-1
(2)ノキシノブ広範囲1拡大1-2
(1)ノキシノブ広範囲1拡大1_1
(2)ノキシノブ広範囲1拡大1_2