先が尖ったヒメノキシノブの仲間(ヒメトガリバノキシノブ:仮称)
ウラボシ科 ノキシノブ属
苔むした岩上にクロノキシノブ(写真下)と一緒に生育するヒメトガリバノキシノブ(仮称)
生育している環境:標高500~600m。急斜面のスギ・ヒノキ林林床に内の大きな岩上にコケの仲間やクロノキシノブやシノブなどと一緒に生育。
観察された特徴:常緑性。葉は間隔をあけてつける。葉は細く長さは7~9㎝・幅は4~6㎜、葉の色は鮮緑色~黄緑色、先端は急に尖る。胞子嚢群は葉身の上部につける。ヒメノキシノブの1形の可能性はあるが、興味深いシダである。
胞子のようす:胞子数は60個程度確認でき、大きさ・形との整い有性生殖種。胞子は半透明。葉緑体を持つ。表面には網目状の組織があり、明瞭な突起がある。
(1)シノブやクロノキシノブと共に生育するヒメトガリバノキシノブ(仮称)
(2)ヒメトガリバノキシノブ(仮称)が生育する林内の岩
(1)ヒメトガリバノキシノブ(仮称)、葉身の先端
(2)ヒメトガリバノキシノブ(仮称)、胞子嚢群
以下の画像および解説は、すべて栽培されている方から頂いたものです。
観察機器
実体顕微鏡 LEICA ES2 ・カメラ オリンパス TG-4
2019年7月15日 観察
(1)ヒメトガリバノキシノブ広範囲1
(1)ヒメトガリバノキシノブ広範囲1拡大1_1
(2)ヒメトガリバノキシノブ広範囲1拡大1_2
2019年8月31日 観察
(1)ヒメトガリバノキシノブ広範囲1
(1)ヒメトガリバノキシノブ広範囲1拡大1_1
(2)ヒメトガリバノキシノブ広範囲1拡大1_2
2019年12月30日 観察
(1)ヒメトガリバノキシノブ広範囲1
(1)ヒメトガリバノキシノブ広範囲1拡大1
(2)ヒメトガリバノキシノブ広範囲1拡大2
(1)ヒメトガリバノキシノブ広範囲1拡大1
(2)ヒメトガリバノキシノブ広範囲1拡大2
2020年5月19日 観察
ヒメトガリバノキシノブ広範囲1
ヒメトガリバノキシノブ広範囲1拡大1