ヒメノキシノブ
ウラボシ科 ノキシノブ属
生育している環境:風通しの良い乾燥気味の岩壁や樹幹に生育。
観察された特徴:根茎は岩上や樹幹を這い、葉は間隔をあけてつける。葉の大きさは4~8㎝、線形で、先端は円頭。葉柄は3~5㎜で短いが明瞭。胞子嚢群は葉身先端にまとまってつける。
胞子の特徴:胞子数は60個程度確認でき、大きさ・形とも整っていて有性生殖種。胞子表面には網目状の組織が確認でき、胞子表面に突起が無いものと多少突起が認めらものがある。もう少し多くの個体の胞子を観察する必要がある。
(1)(2)ヒメノキシノブ、胞子を観察した葉のひとつ(いくつかの葉の胞子を観察した)
以下の画像および解説は、すべて栽培されている方から頂いたものです。
観察機器
実体顕微鏡 LEICA ES2 ・カメラ オリンパス TG-4
(1)ヒメノキシノブ広範囲1拡大1_1
(2)ヒメノキシノブ広範囲1拡大1_2
2019年8月31日 観察
(1)ヒメノキシノブ広範囲1
(2)ヒメノキシノブ広範囲1拡大1_2
2020年1月13日 観察
(1)ヒメノキシノブ広範囲1
(2)ヒメノキシノブ広範囲1拡大1_1
2020年3月22日 観察
(1)ヒメノキシノブ広範囲1
(2)ヒメノキシノブ広範囲1拡大1_1