フジノキシノブ
ウラボシ科 ノキシノブ属
生育している環境:津久井湖城山公園の近く、北面の幅20m・高さ6mの長く高い石垣に生育。 15株程度が幅4m高さ3mの範囲に点在して生育。同じ石垣にはノキシノブやクロノキシノブも生育。
観察された特徴:常緑性。葉柄の有無は確認できていない。(写真では無柄なようにも有柄のようにも見える)葉はずんぐりしており、葉の大きさは8~12(15)㎝。幅は1~1.0(1.3)㎝、葉身の中肋は明確に浮き出ている。胞子の形状・数から有性生殖種。胞子嚢群は大きく直径3㎜程度。
盾状鱗片はなめらかな円形ではなく、辺縁は大きく粗い鋸歯が飛び出すのが特徴的であった。ただし観察した個体は1株だけなので、今後複数の個体でも盾状鱗片の形状を観察したい。葉柄の有無に関しても正確に調べてみたい。
(1)フジノキシノブ、葉身下部
(2)フジノキシノブ葉身上部
(1)フジノキシノブ、嚢群
(2)フジノキシノブ、若い胞子嚢群
以下の画像および解説は、すべて栽培されている方から頂いたものです。
2020年2月8日 播種
(1)(2)フジノキシノブ、胞子を採取した葉
(1)フジノキシノブ広範囲1拡大1
(2)フジノキシノブ広範囲1拡大1-1
フジノキシノブ広範囲1拡大1-1
フジノキシノブ広範囲1拡大1-2
2020年2月21日 観察
フジノキシノブ広範囲1拡大1-2
フジノキシノブ広範囲1拡大1-3
フジノキシノブ広範囲1拡大1-1
フジノキシノブ広範囲1拡大1-2
(1)幅広ノキシノブ広範囲1拡大1_1
(2)幅広ノキシノブ広範囲1拡大1_2