マメヅタ Lemmaphyllum microphyllum
ウラボシ科 マメヅタ属
生育している環境:高麗山の北面のスギ・ヒノキ林ではウエットな岩場に、東面では乾燥した岩壁に生育。
観察された特徴:常緑性。葉の大きさは環境によって相当変化する。ウエットな場所に生育する個体の葉の大きさは10~20㎜、乾燥した岩壁に生育する個体の葉は小さく4~8㎜。
生育確認数:5地点。大磯 高麗山。
以下の前葉体画像については観察会同行の方が栽培・撮影・解説されているものです。
胞子を採取した葉 2017年2月19日
マメヅタ、胞子を採取した胞子葉
(1)マメヅタ、胞子嚢群
(2)マメヅタ、胞子嚢群および胞子
2017年2月22日播種
2017年7月24日マメヅタ 前葉体
2017年7月24日 観察。 マメヅタ 前葉体
2017年8月30日マメヅタ 前葉体
2017年8月30日 観察。 マメヅタ 前葉体
密集していても、綺麗にハート型の前葉体を形成してきています。
2017年9月25日マメヅタ 胞子体?
マメヅタ 前葉体から胞子体発芽か?''
これが胞子体なのかもしれません。
窪んだ真ん中から出てくるものだと思っていましたが、他の前葉体からも同じ様に出て来れば納得できそうです。
容器の外側も撮影できたので、定規も一緒に撮ってみました。(0.5mm刻み)前葉体自体は2.5mmほど。
2017年11月3日
マメヅタ、前葉体の下に水苔を入れました。大きさはさほど変わらず。
2018年5月12日 観察
(1)殆ど変化なしです。
(2)再び伸びてきてます。
2018年11月11日観察 胞子体を確認
2018年5月12日に観察していた対象は消滅。代わりに広範囲を撮影。前葉体のままで終わると思っていましたが、胞子体が確認できました。
(1)マメヅタ広範囲
(2)マメヅタ広範囲別角度
(1)マメヅタ位置替えして撮影
(2)マメヅタ位置替えして撮影 拡大