ヤマタニイヌワラビか(ヤマイヌワラビ×タニイヌワラビ) Athyrium x quaesitum
※ほかの有性生殖種の可能性もある。
メシダ科 メシダ属
生育している環境:スギ植林地内、林道のウエットな法面。近くにはタニイヌワラビが生育。
観察された特徴:ヤマイヌワラビとタニイヌワラビの雑種と推定される。常緑性。まだ胞子を確認していない。外観は褪せた緑色で小羽片はやや鋭い常緑性のヤマイヌワラビと言った感じである。ヤマイヌワラビに似ている点は①前後の羽片が混み合う。②多くの小羽片の基部の耳垂はそれほど発達しない。②小羽片の辺縁には先端まで鋸歯がある。タニイヌワラビに似ている点は①常緑性。②包膜は三日月形~線形。③羽軸上の刺はやや発達する。
(1)ヤマタニイヌワラビ、小羽片
(2)ヤマタニイヌワラビ、胞子嚢群
以下の画像および解説は、すべて栽培されている方から頂いたものです。
2019年5月1日 播種
(1)(2)ヤマタニイヌワラビ胞子を採取した葉
ヤマタニイヌワラビ広範囲1拡大1_1
ヤマタニイヌワラビ広範囲1拡大1_2
ヤマタニイヌワラビ広範囲1拡大1_1
ヤマタニイヌワラビ広範囲1拡大1_2
2020年1月13日 観察
ヤマタニイヌワラビ広範囲1
ヤマタニイヌワラビ広範囲11別角度
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ヤマタニイヌワラビ広範囲1拡大2_2
2021年5月8日 観察
ヤマタニイヌワラビ1
ヤマタニイヌワラビ2