タチヒメワラビ Thelypteris bukoensis
ヒメシダ科 ヒメシダ属
生育している環境:山頂付近石灰岩地帯、針葉樹林の林縁、ある程度腐植が堆積していると思われる高茎草本のお花畑にイワガネゼンマイの群生に混じって群生。
観察された特徴:夏緑性。葉の大きさは50~80㎝、黄緑色~鮮緑色、葉身は下部の羽片はやや短くなる場合もあるが短縮しない場合もあり披針形~長楕円状披針形で葉とまっすぐ立ち上げる。羽片は無柄で対生気味につき、下部の羽片では基部の裂片は発達しやや長く伸びる。植物体全体に有毛。
(1)(2)林縁に広がる高茎草本の草原斜面に群生するタチヒメワラビ