この秋に鳥類・爬虫類・両生類などの動物の調査で奄美大島へ行かれた方から、道沿いで見られたシダの写真を送って頂きました。シダの名前を詳しくご存じない方でしたので、図鑑やネットなどを参考にわかる範囲でこちらで名前をつけさせていただきました。間違っていることもあると思いますので、ご存じの方はご指摘いただければありがたいです。連絡先
奄美大島はまだ訪れたことのない島ですが、頂いた写真からシダが豊富で魅力的な島だと思いました。いつかは歩いてみたいと思います。
6、ツルホラゴケか
※島在住の方からツルホラゴケでよいとのご意見を頂きました。
9、ウラジロの幼株か 夜間撮影
※島在住の方からウラジロでよいとのご意見を頂きました。
21、アラゲヒメワラビ
ヒメワラビかもしれないがこの季節、黄葉していないので常緑性のアラゲヒメワラビと思われる。
※島在住の方からアラゲヒメワラビでよいとのご意見を頂きました。
23、ナチシケシダか
包膜の形状を確認しないと確かなことはわからないがナチシケシダかもしれない。
※島在住の方からナチシケシダでよいとのご意見を頂きました。
25、不明なシダ 夜間撮影
オシダ属・メシダ属・ノコギリシダ属の仲間の可能性がある。
※ホラカグマではないかとのご意見を頂いています。
26、不明なシダ 夜間撮影
ノコギリシダ属あるいはヘゴの仲間か。胞子をつけておらず幼株と考えられる。羽片は有柄
27、オニヤブソテツの仲間
胞子のようすを観察してみないと種名は決められない。
28、コバノカナワラビ 夜間撮影
オニカナワラビかもしれない。現地に行って確かめたい。
29、コバノカナワラビオニカナワラビ
※奄美大島在住の方から、島にはオニカナワラビは生育していないとのご指摘を頂き訂正いたします。2022年1月26日
30、不明なカナワラビの仲間
不明なカナワラビの仲間。コバノカナワラビか。ナガバノイタチシダにも似るがナガバノイタチシダならば裂片の先は尖らない。あるいはミドリカナワラかビオニカナワラビか。
葉はほぼ紡錘形、葉の幅は葉身中央より下で最大。葉柄と葉身下部の区別は不明瞭。
34、オキノクリハラン属の不明なシダ
栄養葉は広披針形。葉身下部で幅が最大。葉身下部は急に細くなり明瞭な葉柄となる。雑種の可能性も考えられるので、胞子をつけた葉や胞子そのものを調べる必要がある。
※ヤリノホクリハランではないかとのご意見を頂いています。
オオイワヒトデモドキだとすればコマチイワヒトデとオオイワヒトデの雑種と言われているので、どこかにコマチイワヒトデが生育しているのかもしれない。
※オオイワヒトデの個体変異ではないかとのご意見を頂いています。