ウスゲクジャクフモトシダ(仮称)

コバノイシカグマ科 フモトシダ属 

長楕円状披針形、最下羽片よりも上部の羽片が最大となる。2008年7月19日 新治

【生育している環境】:スギ、サワラが生育する丘陵の上部のやや急な斜面の林床です。
【観察された特徴】:フモトシダとイシカグマ ウスゲフモトシダとフモトカグマの雑種と推定される。クジャクフモトシダに似ているが葉の形は長楕円状披針形で葉の両面の毛は少なくウスゲクジャクフモトシダと仮称をつけた。葉柄はエンジ色で新芽もエンジ色で長い毛が生える。葉柄はなめらか、中軸表側には毛がないが、羽軸表面には毛がある。葉の大きさは40~50㎝、下部羽片が最大となるが最下羽片は最大ではない(小株では最下羽片が最大となる)。葉の両面には葉脈上にわずかに毛が認められる程度で、クジャクフモトシダのようなゴワゴワした感じはない。葉の感じは薄く、手触りはなめらかでぱさぱさの感じがする。葉の切れ込みは2回羽状に分かれ、大きな株では下部羽片の基部小羽片は独立するが、あとは全裂で沿着し、葉身の上部へ行くほど深裂~中裂となり切れ込みは浅くなる。胞子のう群葉辺縁寄りにつき、包膜には硬毛が生えるがそれほど目立たない。
【個体数】:40株程度が4m×4m程度の範囲に群生。
葉身下部の羽片は全裂する。2008年7月19日 新治 葉身は長楕円状披針形。2014年12月25日 新治
ウスゲクジャクフモトシダ(上左、上右)

ウスゲクジャクフモトシダ、葉柄表側。2014年12月25日 新治 ウスゲクジャクフモトシダ、葉柄裏側。2014年12月25日 新治 
ウスゲクジャクフモトシダ、葉柄表側(上左)
ウスゲクジャクフモトシダ、葉柄裏側(上右)

ウスゲクジャクフモトシダ、葉柄下部。2014年12月25日 新治 ウスゲクジャクフモトシダ、葉身は長楕円状披針形。2014年12月25日 新治
ウスゲクジャクフモトシダ、葉柄下部(上左)
ウスゲクジャクフモトシダ、葉柄基部(上右)

ウスゲクジャクフモトシダ、葉身下部。2008年7月19日 新治 ウスゲクジャクフモトシダ、葉身下部。2010年4月10日 新治
ウスゲクジャクフモトシダ、葉身下部(上左、上右)

ウスゲクジャクフモトシダ、葉身下部の羽片。2010年4月10日 新治 ウスゲクジャクフモトシダ、羽片。2010年4月10日 新治
ウスゲクジャクフモトシダ、葉身下部の羽片(上左)
ウスゲクジャクフモトシダ、羽片(上右)

ウスゲクジャクフモトシダ、なめらかな裂片の表面。2010年4月10日 新治 ウスゲクジャクフモトシダ、裂片の裏側は葉脈上にわずかに毛が認められる程度でなめらか。2014年12月7日 新治
ウスゲクジャクフモトシダ、裂片の表面(上右)
ウスゲクジャクフモトシダ、裂片の裏面(上右)

ウスゲクジャクフモトシダ、中軸の表側は無毛でなめらか。2010年4月10日 新治 ウスゲクジャクフモトシダ、中軸の裏側は毛が密生する。2010年4月10日 新治
ウスゲクジャクフモトシダ、中軸の表側(上左)
ウスゲクジャクフモトシダ、中軸の裏側(上左)

ウスゲクジャクフモトシダ、先端近くの中軸の表側には毛が密生する。2014年12月7日 新治 ウスゲクジャクフモトシダ、中軸表側は無毛。羽軸の表側には毛が密生する。葉の表面はほとんど毛がない。2010年4月10日 新治 
ウスゲクジャクフモトシダ、先端近くの中軸の表側(上左)
ウスゲクジャクフモトシダ、羽軸の表側(上右)

ウスゲクジャクフモトシダ、羽片裏側は脈上わずかに毛がある。2010年4月10日 新治 ウウスゲクジャクフモトシダ、胞子のう群。2014年12月25日 新治 
ウスゲクジャクフモトシダ、胞子のう群(上左)

ウスゲクジャクフモトシダ、包膜。2010年4月10日 新治 ウスゲクジャクフモトシダ、包膜上の硬毛は発達しない。2014年12月25日 新治
ウスゲクジャクフモトシダ、包膜(上右)

ウスゲクジャクフモトシダ、新芽はえんじ色。2010年4月10日 新治 ウスゲクジャクフモトシダ、新芽はえんじ色。2010年4月10日 新治
ウスゲクジャクフモトシダ、新芽(上左、上右)