サトメシダ Athyrium deltoidofrons

メシダ科 メシダ属

標本1
八丈富士中央火口丘内ウエットな疎林内に生育するサトメシダ。2015年8月7日 八丈富士

生育している環境:八丈富士の中央火口丘内ウエットな疎林内、高茎草本とともに生育林林床に生育。標高の低いところでは観察できなかった。
観察された特徴:葉の大きさは50~60㎝、鮮緑色、草質。葉身下部は短縮せず葉形は三角形~卵状三角形。下部羽片は大きく斜め上向きにつく。胞子嚢群は裂片の中間~羽片の中肋寄りにつき、包膜は鈎形が多く辺縁は和紙を裂いたようにほつれる。

サトメシダ、中軸および羽片。2015年8月7日 八丈富士 サトメシダ、中軸および羽片。2015年8月7日 八丈富士
(1)(2)サトメシダ、中軸および羽片

サトメシダ、胞子嚢群。2015年8月7日 八丈富士 サトメシダ、包膜。2015年8月7日 八丈富士
(1)サトメシダ、胞子嚢群
(2)サトメシダ、包膜



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