ハマホラシノブ Odontosoria biflora
ホングウシダ科 ホラシノブ属
生育している環境:海に面した崖・石垣などに生育。
観察された特徴:葉の大きさは10~40㎝。葉は光沢があり厚い。葉身は幅の広い三角状卵形。裂片は幅の広い扇形。八丈島の個体は特に葉が厚いためか裂片の先に穴を穿つようにして胞子嚢群をつける。胞子嚢群の辺縁は薄くなり包膜状となる。島内内陸部にはホラシノブも普通に見られるが海岸では両者が隣り合わせで見られるところもあった。
(1)乾燥した崖に群生するハマホラシノブ
(2)日陰に生育するハマホラシノブ