ヒメムカデクラマゴケ(八丈島type)
イワヒバ科 イワヒバ属
生育している環境:海岸に近い山道沿いの明るい切り立った崖面に群生。
観察された特徴:葉は非常に細かく、長さ・幅ともクラマゴケの1/4程度。背葉・腹葉の辺縁には鋸歯の先が長いノギ状に伸びていることが確認できるが腹葉の前側に長い鋸歯があるか確認できていない。発達した胞子嚢穂では、胞子嚢穂の下部で背葉が大きく横に張り出しわらじ形になり、上部で背葉・腹葉とも同形でほぼ四角柱状になる。
(1)ヒメムカデクラマゴケ(八丈島type)
(2)コケと共に生育するヒメムカデクラマゴケ(八丈島type)
(1)ヒメムカデクラマゴケ(八丈島type)、腹葉・背葉の辺縁につく長い毛
(2)ヒメムカデクラマゴケ(八丈島type)、背葉の毛および背葉辺縁の白膜
(1),(2)ヒメムカデクラマゴケ(八丈島type)、裏側から撮影した腹葉(乾燥標本)
(1),(2)ヒメムカデクラマゴケ(八丈島type)、胞子のう穂の下部
(1),(2)ヒメムカデクラマゴケ(八丈島type)、斜上し始めている胞子のう穂
(1),(2)ヒメムカデクラマゴケ(八丈島type)、胞子のう穂
(1)ヒメムカデクラマゴケ(八丈島type)、胞子のう穂下部
(2)ヒメムカデクラマゴケ(八丈島type)、胞子のう穂上部