オオバイブキシダ(仮称)

ヒメシダ科 ヒメシダ属

水辺より3m上部の斜面に生育するオオバイブキシダ。2017年4月2日 船行 

生育している環境:渓谷沿いではあるが水辺3~20m上部の崖や林床に生育している。常緑性。葉の大きさは90~140㎝。葉柄のように見える耳状の羽片をつけた部分の長さは60~80㎝あり8~12対の耳状羽片をつける。中軸と羽片がつながる部分は黒紫色を呈する(ケホシダの特徴に似る)。下部の大きな羽片には短い柄がある。裂片の側脈は単脈であるが2叉する場合もある。胞子嚢群は小さく裂片の辺縁につく。他のヒメシダ属との雑種ということも考えられる。

オオバイブキシダ、胞子嚢群。2017年4月2日 落ノ川 オオバイブキシダ、包膜。2017年4月2日 船行
オオバイブキシダ、若葉の葉身下部(上左、上右) 
オオバイブキシダ、若葉の葉身上部(上左、上右) 

オオバイブキシダ、葉身下部の耳状の羽片。2017年4月2日 船行 オオバイブキシダ、葉身下部の耳状の羽片。2017年4月2日 船行 
オオバイブキシダ、葉身下部の耳状の羽片(上左、上右)

オオバイブキシダ、葉身下部羽片には短い柄がある。2017年4月2日 落ノ川 オオバイブキシダ、羽片。2017年4月2日 落ノ川 
オオバイブキシダ、葉身下部羽片(上左、上右) 
オオバイブキシダ、羽片(上左、上右)

オオバイブキシダ、羽片基部は黒紫色を呈する。2017年4月2日 落ノ川 オオバイブキシダ、羽片基部は黒紫色を呈する。2017年4月2日 落ノ川 
オオバイブキシダ、羽片基部(上左、上右)

オオバイブキシダ、裂片の葉脈には2叉する場合もある。2017年4月2日 船行
オオバイブキシダ、裂片の葉脈 

オオバイブキシダ、新芽。2017年4月2日 落ノ川 オオバイブキシダ、新芽。2017年4月2日 落ノ川 
オオバイブキシダ、新芽(上左、上右)

オオバイブキシダ、胞子嚢群。2017年4月2日 船行 オオバイブキシダ、胞子嚢群。2017年4月2日 落ノ川
オオバイブキシダ、胞子嚢群(上左、上右)

オオバイブキシダ、胞子嚢群。2017年4月2日 落ノ川 オオバイブキシダ、包膜。2017年4月2日 船行
オオバイブキシダ、胞子嚢群(上左、上右) 
オオバイブキシダ、包膜(上左、上右)



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