オオバイブキシダ(仮称)
ヒメシダ科 ヒメシダ属
生育している環境:渓谷沿いではあるが水辺3~20m上部の崖や林床に生育している。常緑性。葉の大きさは90~140㎝。葉柄のように見える耳状の羽片をつけた部分の長さは60~80㎝あり8~12対の耳状羽片をつける。中軸と羽片がつながる部分は黒紫色を呈する(ケホシダの特徴に似る)。下部の大きな羽片には短い柄がある。裂片の側脈は単脈であるが2叉する場合もある。胞子嚢群は小さく裂片の辺縁につく。他のヒメシダ属との雑種ということも考えられる。
オオバイブキシダ、若葉の葉身下部(上左、上右)
オオバイブキシダ、若葉の葉身上部(上左、上右)
オオバイブキシダ、葉身下部羽片(上左、上右)
オオバイブキシダ、羽片(上左、上右)