カミガモシダ   

チャセンシダ科 チャセンシダ属 Asplenium oligophledium

標本1 海岸近くの枯れた渓谷
カミガモシダ。2017年10月7日 屋久島西部海沿い

生育している環境:海岸近くの照葉樹林内の枯れた渓谷沿い~標高600mの屋久杉が育つ森まで観察された。あまりウエットではない岩上に小さいがまとまって群生する。山麓の森にも生育しているのかもしれないが確認していない。葉柄は濃褐色。ヌリトラノオに似るが葉身・羽片はずっと小さく葉身の大きさは8~12㎝。中軸は向軸側で凹む。葉身先端に無性芽をつける。

切り立った岩壁に小さくまとまって群生するカミガモシダ。2017年10月7日 屋久島西部海沿い

カミガモシダ、中軸は向軸側で凹む。2017年10月7日 屋久島西部海沿い カミガモシダ羽片裏側。2017年10月7日 屋久島西部海沿い
(1)カミガモシダ、中軸向軸側
(2)カミガモシダ羽片裏側

カミガモシダ、葉身先端に無性芽をつける。2017年10月7日 屋久島西部海沿い
カミガモシダ、葉身先端の無性芽





標本2 標高600~700m屋久杉の森
苔むしたウエットな岩壁に生育するカミガモシダ。2021年3月-4月 屋久島 白谷雲水峡
苔むしたウエットな岩壁に生育するカミガモシダ

岩壁に群生するカミガモシダ。2021年3月-4月 屋久島 白谷雲水峡 
岩壁に群生するカミガモシダ

カミガモシダ、胞子嚢群。2021年3月-4月 屋久島 白谷雲水峡 カミガモシダ。2021年3月-4月 屋久島 白谷雲水峡
(1)(2)カミガモシダ、胞子嚢群



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