キクモバホラゴケ Callistopteris apiifolia
コケシノブ科 キクモバホラゴケ属
生育している環境:標高200~250mで観察。深い渓谷沿いの水が滴るようなウエットな切り立った岩壁に生育。
観察された特徴:葉柄にはやや長い毛が密生する。葉の大きさは20~30㎝、3~4回羽状に分かれ、葉は薄く透けて見え、以前の枯れたまま葉が残っている。葉身下部の羽片は対生気味につく。裂片はやや長く伸び先端は円頭。胞子嚢群は葉の裏側に広くつき、小羽片の小羽軸に沿って各裂片の基部につく。包膜はラッパ状で先端の唇状の部分は反り返らないかわずかに反り返る程度、熟した胞子嚢群は包膜から飛び出してつく。