キレハキノボリシダ Diplazium lobatum

メシダ科 ノコギリシダ属

標本1
切り立った岩場やその周辺に生育するキレハキノボリシダ。2021年3月27日 屋久島

生育している環境:深い森の渓谷沿い、ウエットな空気に包まれた森で見られた。林内の岩上に生育。
観察された特徴:葉の大きさは30~40㎝。羽片はキノボリシダに比べ長く広披針形に近い。頂羽片の基部には切形で深い切れ込みが入り、独立したものは丸い小さな羽片になる。羽片裏側で葉脈が明瞭に確認でき、胞子嚢群は葉脈に沿って羽軸近くからつく。

キレハキノボリシダ、幼株。2021年3月27日 屋久島 キレハキノボリシダ、頂羽片基部の丸い小さな羽片。2021年3月27日 屋久島
キレハキノボリシダ、幼株
キレハキノボリシダ、頂羽片基部の丸い小さな羽片

キレハキノボリシダ。2021年3月27日 屋久島 キレハキノボリシダ。2021年3月27日 屋久島
(1)(2)キレハキノボリシダ、葉身

キレハキノボリシダ、羽片裏側。2021年3月27日 屋久島 キレハキノボリシダ、羽片裏側。2021年3月27日 屋久島
(1)(2)キレハキノボリシダ、羽片裏側

キレハキノボリシダ、葉脈および胞子嚢群。2021年3月27日 屋久島 キレハキノボリシダ、葉脈および胞子嚢群。2021年3月27日 屋久島
(1)(2)キレハキノボリシダ、葉脈および胞子嚢群



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