タイワンハリガネワラビ Thelypteris uraiensis 

ヒメシダ科 ヒメシダ属

標本1
タイワンハリガネワラビ。2017年10月8日 淀川歩道

生育している環境:ヤクスギの森下部~上部、600~1500mで観察。林内や山道の岩の周りや幹の付け根などで見られる。

観察された特徴:遠目には小さなヤワラシダのように見えるが、小さくても胞子嚢群をつけている。葉身の大きさは8~12㎝。葉柄は葉身とほぼ同長。胞子嚢群は裂片中肋と辺縁の中間~やや辺縁寄りにつける。包膜には長い毛がある。

タイワンハリガネワラビ、胞子嚢群。2017年10月8日 黒味岳 タイワンハリガネワラビ、包膜の辺縁は有毛。2017年10月8日 黒味岳
(1)タイワンハリガネワラビ、胞子嚢群
(2)タイワンハリガネワラビ、包膜の辺縁は有毛





標本2
低山の渓谷のそばの崖に生育するタイワンハリガネワラビ。2021年3月-4月 屋久島 本富岳
低山の渓谷のそばの崖に生育するタイワンハリガネワラビ

タイワンハリガネワラビ、葉身裏側。2021年3月-4月 屋久島 本富岳 タイワンハリガネワラビ、葉身裏側。2021年3月-4月 屋久島 本富岳
(1)タイワンハリガネワラビ、葉身裏側
(2)タイワンハリガネワラビ、胞子嚢群


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