ナチシケシダ　 Deparia petersenii

メシダ科　シケシダ属　

日陰の崖に生育する細身のナチシケシダ。2021年3月－4月　屋久島 一湊川

生育している環境：上部を樹冠に覆われた日陰の崖に生育。
観察された特徴：観察された細身のナチシケシダの大きさは15～20㎝、幅は５㎝程度。一般的なナチシケシダよりもだいぶ細身で小形であったが、胞子の辺縁は和紙を裂いたようにほつれていた。

細身のナチシケシダ、多少葉の幅が広い新葉も見られ、葉の形は多形。2021年3月－4月　屋久島 一湊川　ナチシケシダ、葉柄や中軸、葉面にも細かい毛が生える。2021年3月－4月　屋久島 一湊川
(1)葉の形は多形なナチシケシダ
(2)ナチシケシダ、葉面や中軸の毛

ナチシケシダ、包膜の辺縁は細かくほつれたり深く切れ込む。2021年3月－4月　屋久島 一湊川
ナチシケシダ、包膜


戻る