ヌカイタチシダモドキ(胞子嚢群辺縁寄りtype)Dryopteris indusiata
オシダ科 オシダ属
標本1
生育している環境:屋久杉および常緑広葉樹が茂る渓谷に生育。標高500～1000mで観察。
観察された特徴：葉柄の鱗片は明るい褐色～黒褐色。葉の大きさは35～50㎝、葉の質はやや薄い～厚みがあるものまで見られ、艶の無い淡緑色～黄緑色（新芽の芽立ち・新葉・包膜は紅色）。最下羽片後側第1小羽片は短縮する。胞子嚢群はやや辺縁寄りにつく。包膜は鮮やかな紅色。胞子数30個程度で無融合生殖種。
(1)胞子が辺縁寄りにつくヌカイタチシダモドキ、新芽
(2)胞子が辺縁寄りにつくヌカイタチシダモドキ、葉柄基部の鱗片
(1)(2)胞子が辺縁寄りにつくヌカイタチシダモドキ、葉の裏側
胞子が辺縁寄りにつくヌカイタチシダモドキ、胞子嚢群