イワイヌワラビ Athyrium nikkoenseヘビノネゴザ(屋久島type)
メシダ科 メシダ属
イワイヌワラビヘビノネゴザ(屋久島type) 葉の大きさは大きさは30~45㎝
生育している環境:標高800~1000mヤクスギ林内林道沿い。林内ではあるが上が開けた明るい岩壁面に群生。個体数は非常に多い。
観察された特徴:葉柄基部の鱗片は狭針形で2色になる。葉は細長く外観葉全く別種のような趣。葉の大きさは大きさは30~45㎝、披針形。側羽片は開出してつく。羽片は細く短く2.5~3㎝で先端は鈍頭。小羽片は楕円形・鈍頭~円頭。胞子嚢群は裂片の辺縁寄りにつき、包膜は半円形・馬蹄形・鈎型などで辺縁には緩やかな凹凸がある。
参考画像として紀伊半島 十津川村のヘビノネゴザ(サカバtype) を紹介します。
シダの会の方から以下のコメントを頂いています。ヘビノネゴザの南限は鹿児島県開聞岳でしたので、新南限になると思います。2017年10月
2019年5月25日奥多摩 倉沢で発見されたイワイヌワラビと同じと考えられる。2021年3月12日
イワイヌワラビヘビノネゴザ(屋久島type)、葉柄下部の鱗片は2色
(1)イワイヌワラビヘビノネゴザ(屋久島type)、葉身下部
(2)イワイヌワラビヘビノネゴザ(屋久島type)、葉身中部
(3)イワイヌワラビヘビノネゴザ(屋久島type)、葉身上部
(1),(2)イワイヌワラビヘビノネゴザ(屋久島type)、胞子嚢群は小羽片の辺縁寄りにつける。
(1),(2)イワイヌワラビヘビノネゴザ(屋久島type)、包膜
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