イヌカタヒバ

イワヒバ科 イワヒバ属 Selaginella moellendorffii

イヌカタヒバ2010,7,22陣馬山北側

生育環境: 相模湖嵐山付近では、内郷地区・底沢地区で観察される。底沢地区では日の当たる用水路沿いの石組に沿って生育。
特  徴: 常緑性、植物体の大きさは10~35cm、腹葉・背葉共に辺縁には鋸歯がある。胞子のう穂は四角柱状、葉の先端にマツカサ状の無性芽をつける。底沢地区では日陰から日当たりのよいところまで生育するが、日当たりよいところでは密集した大きな群落をつくり、葉柄・葉身は立ち上がる。また日当たりのよいところに生育する個体は冬季紅葉する。カタヒバとの区別点は、カタヒバでは背葉中肋に沿ってかまぼこ状に盛り上がるが、イヌカタヒバの背葉は中肋に沿って低い線状の稜がある。
生育確認数: 6地点

標本2
イヌカタヒバ、栽培種が逸出したものと思われる。2014年11月25日 与瀬 イヌカタヒバ、まつかさ状の冬芽をつける。2014年11月25日 与瀬 
イヌカタヒバ(上左)
イヌカタヒバ、冬芽(上右)

イヌカタヒバ、背葉は中肋に沿って線状に低く隆起。2014年11月25日 相模湖与瀬 イヌカタヒバ、腹葉。2014年11月25日 相模湖与瀬 
イヌカタヒバ、表側(上左)
イヌカタヒバ、裏側(上右)

背葉は中肋に沿って低く線状の稜があり、辺縁には鋸歯がある。 イヌカタヒバ、腹葉の辺縁には鋸歯がある。2014年11月25日 相模湖与瀬 
イヌカタヒバ、背葉の特徴(上左)
イヌカタヒバ、裏側から見た腹葉(上右)