イワオオイタチシダ Dryopteris subhikonensis

オシダ科 オシダ属

しだ・こけ撮り歩き 堀清鷹氏より

標本1
イワオオイタチシダ  2013年10月28日 小原宿 弁天橋 
生育していた環境:渓谷沿いの岩場や岩が露出した急斜面に生育。夏緑広葉樹や照葉樹が生育する自然林(植林不可な岩場の急斜面)。
観察された特徴:常緑性。葉はあまり大きくなく大きさは40~55㎝、イワイタチシダの影響か葉身や羽片は細身。葉の辺縁は少し巻き気味であるが平面的、やや光沢がある。小羽片先端の鋸歯は弱いか全縁。新芽は黄緑色で特に色を帯びることは無い。胞子のう群は中間につき、包膜は円腎形・全縁。付近には形のよく似たツヤナシオオイタチシダtypeも見られるが、新芽の季節に観察するとツヤナシオオイタチシダtypeは着色するので区別は容易。
同じ日に同じ場所で撮影したアオニオオイタチシダtypeツヤナシオオイタチシダtypeの画像で新芽の色・小羽片辺縁の鋸歯・包膜などを比較してご覧ください。
生育確認数:1地点。20株程度。小原宿 弁天橋。
採取は控え、現地での観察のみでお願いします。オオイタチシダのスリムなtypeに似ていますが、観察のポイントは①小羽片先端の鋸歯は弱いか全縁。②包膜はほぼ全縁。③光沢が弱い(オオイタチシダ厚葉typeやアオニtypeにくらべ)。

イワオオイタチシダ、最下羽片  2013年10月28日 小原宿 弁天橋 イワオオイタチシダ、最下羽片  2013年10月28日 小原宿 弁天橋
(1),(2)イワオオイタチシダ、最下羽片

イワオオイタチシダ、小羽片裏側および胞子嚢群  2013年10月28日 小原宿 弁天橋
イワオオイタチシダ、小羽片裏側および胞子嚢群

標本2
イワオオイタチシダ。2013年10月28日 小原宿 弁天橋 イワオオイタチシダ、最下羽片。2013年10月28日 小原宿 弁天橋
イワオオイタチシダ

イワオオイタチシダ、最下羽片。2013年10月28日 小原宿 弁天橋 イワオオイタチシダ、小羽片裏側および胞子嚢群。2013年10月28日 小原宿 弁天橋
(1)イワオオイタチシダ、最下羽片
(2)イワオオイタチシダ、小羽片裏側および胞子嚢群

標本3
イワオオイタチシダ、新芽。2014年6月2日 小原宿 弁天橋 
イワオオイタチシダ、新芽

標本4
葉を展開したてのイワオオイタチシダ。2014年6月2日 小原宿 弁天橋 イワオオイタチシダ、葉身。2014年6月2日 小原宿 弁天橋 
(1),(2)葉を展開したてのイワオオイタチシダ

イワオオイタチシダ、昨年の葉。2014年6月2日 小原宿 弁天橋
イワオオイタチシダ、昨年の葉

標本5
葉を展開したてのイワオオイタチシダ。2014年6月2日 小原宿 弁天橋 イワオオイタチシダ、葉身。2014年6月2日 小原宿 弁天橋 
(1),(2)葉を展開したてのイワオオイタチシダ

標本6
葉を展開したてのイワオオイタチシダ。2014年6月2日 小原宿 弁天橋 イワオオイタチシダ、羽片。2014年6月2日 小原宿 弁天橋 
(1)葉を展開したてのイワオオイタチシダ
(2)イワオオイタチシダ、羽片

イワオオイタチシダ 、包膜は全縁。2014年6月2日 小原宿 弁天橋 イワオオイタチシダ 、包膜は全縁。2014年6月2日 小原宿 弁天橋
(1),(2)イワオオイタチシダ、包膜※ピンボケなのでよい季節に撮り直しします。