[ムクゲシケシダ 標本2]として掲載していたものを変更いたします。2014年11月21日

ムクゲムサシシケシダか(ムクゲシケシダ×シケシダ)

メシダ科 オオシケシダ属 Deparia japonica×kiushiana

ムクゲムサシシケシダか、胞子葉と栄養葉(左下)。2014年8月17日 二子山ー旧街道
生育している環境:二子山山麓、樹齢を経たスギ林内、狭い範囲に密集せず、やや広い範囲にまとまって生育していることが多い。 
   
観察された特徴まだ胞子の様子は観察していない。ムクゲシケシダとシケシダの雑種と推定される。夏緑性。葉柄~中軸まで白色~淡褐色の鱗片や毛が密生する。葉柄基部は特に目立つ。葉は2形性、栄養葉は葉柄は短く、葉身は卵形~長卵形。胞子葉は葉柄が長く葉身は長卵形で立ち上がる。葉の表面は艶が無く、表裏には毛が生える。裂片の先は切型。包膜は有毛で辺縁は巻き込んでいる。胞子の成熟とともに包膜は開き辺縁の弱い鋸歯が確認できる。
生育確認数:1地点。二子山。

ムクゲムサシシケシダか、栄養葉。2014年8月17日 二子山ー旧街道 
ムクゲシケシダか、栄養葉

ムクゲムサシシケシダか、胞子葉の羽片。2014年8月17日 二子山ー旧街道
ムクゲムサシシケシダか、胞子葉の羽片

ムクゲムサシシケシダか、栄養葉中軸の毛。2014年8月17日 二子山ー旧街道 ムクゲムサシシケシダか、胞子葉中軸の毛。2014年8月17日 二子山ー旧街道
(1)ムクゲムサシシケシダか、栄養葉中軸の毛
(2)ムクゲムサシシケシダか、胞子葉中軸の毛

若い包膜の辺縁は巻きこんでいる。2014年8月17日 二子山ー旧街道 胞子のう群が成熟するにしたがって包膜の辺縁に鋸歯が確認できるようになる。2014年8月17日 二子山ー旧街道 成熟した胞子のう群。包膜の辺縁には鋸歯がある。2014年8月17日 二子山ー旧街道
(1)(2)(3)ムクゲムサシシケシダか、胞子のう群(左から若い順)

ムクゲムサシシケシダ、若い胞子のう群の包膜は巻き込む。有毛。2014年8月17日 二子山ー旧街道 胞子のう群が熟したムクゲムサシシケシダ、包膜の辺縁には弱い鋸歯がある。2014年8月17日 二子山ー旧街道
(1)ムクゲムサシシケシダ、若い胞子のう群の包膜
(2)ムクゲムサシシケシダ、熟した胞子のう群の包膜