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平成24年4月28日(土) 小田原西部 久野船原  観察会レポート

 今回はこの地域に詳しい方に案内していただきました。船原でバスを降り和留沢入り口から山道に入りました。山道に入るまで民家や畑・水田の周りの石垣などで日当たりのよいところに生育するシダを観察しました。
トラノオシダ2012,4,28小田原久野船原

イワヒバ2012,4,28小田原久野船原

イヌカタヒバ2012,4,28小田原久野船原

 渓流沿いのスギ林内を歩きました。シダ谷やシダが多数生育する等高線の幅の広い針葉樹の林床が広がり、ベニシダの仲間やイノデ類の雑種・各typeのイタチシダ類・ヤブソテツ類など見比べながら楽しく歩きました。
 林内の用水路沿いの石垣ではクリハラン、メヤブソテツ、イワヘゴなどが見られました。
左からヤマヤブソテツtype1、ナガバヤブソテツ、ヤブソテツtype22012,4,28小田原久野船原

ヤマヤブソテツtype1  2012,4,28小田原久野船原

ヤブソテツtype2  2012,4,28小田原久野船原

ナガバヤブソテツ 2012,4,28小田原久野船原
ナガバヤブソテツの新芽の葉の表面には白い毛が目立つ。

 川沿いのウエットな林内ではヘラシダ・イヌイワガネソウ・ナガバイタチシダ(2地点)・オオカナワラビ・オオバノハチジョウシダ・シケチシダ・キヨズミヒメワラビ・ヌリワラビが観察されました。
ナガバイタチシダ 2012,4,28小田原久野船原

ヒメワラビの新芽  2012,4,28小田原久野船原

キヨスミヒメワラビの新芽  2012,4,28小田原久野船原

ヌリワラビの新芽  2012,4,28小田原久野船原

シケチシダの新芽  2012,4,28小田原久野船原

オオバノハチジョウシダの新芽  2012,4,28小田原久野船原

 川から少し標高を上げた林内ではチャボイノデの群落(2地点)・オニカナワラビが見られました。
チャボイノデ  2012,4,28小田原久野船原

チャボイノデの鱗片  2012,4,28小田原久野船原

チャボイノデの中軸鱗片  2012,4,28小田原久野船原

オニカナワラビ  2012,4,28小田原久野船原

オニカナワラビの胞子のう群  2012,4,28小田原久野船原

 山の中腹部を走る林道沿いの山側の土手ではキジノオシダ・マルバベニシダ・葉の細いトウゲシバの群落などが見られました。
マルバベニシダ 2012,4,28小田原久野船原
羽片の形は典型的な形とはいえないが、ソーラスは中肋寄りにつく。

葉の細いトウゲシバ  2012,4,28小田原久野船原
葉の細いトウゲシバはウエットな林内ではあまり見られない。

 
 今回歩いてみての感想はシダの種類の多さもさる事ながら量も多く、森の中ではずっと目を楽しませてくれました。まだまだ入ってみたい森がたくさんあるので、またゆっくり歩いてみたいと思っています。
 

観察されたシダ
トウゲシバ、イワヒバ、イヌカタヒバ、コンテリクラマゴケ、クラマゴケ、スギナ、オオハナワラビ、ナツノハナワラビ、ゼンマイ、キジノオシダ、カニクサ、イヌシダ、フモトシダ、イワヒメワラビ、イワガネソウ、イワガネゼンマイ、イヌイワガネソウ、タチシノブ、イノモトソウ、オオバイノモトソウ、マツザカシダ、コバノヒノキシダ、トラノオシダ、イワトラノオ、コモチシダ、クサソテツ、イヌガンソク、ヤブソテツtype1・type2、ヤマヤブソテツtype1・type2、ナガバヤブソテツ、メヤブソテツ、ジュウモンジシダ、チャボイノデ、イノデ、アイアスカイノデ、ミウライノデ、ドウリョウイノデ、オオタニイノデ、オオカナワラビ、ハカタシダ、オニカナワラビ、リョウメンシダ、ナガバノイタチシダ、イワヘゴ、オクマワラビ、クマワラビ、アイノコクマワラビ、フジオシダ、ヤマイタチシダ、オオイタチシダtype1・type2・type3・type4、ベニシダ、ミドリベニシダ、マ
ルバベニシダ、トウゴクシダ、オオベニシダ、キヨスミヒメワラビ、ヒメワラビ、ミゾシダ、ゲジゲジシダ、ホシダ、ハシゴシダ、イヌワラビ、ヤマイヌワラビ、カラクサイヌワラビ、ヌリワラビ、キヨタキシダ、ヘラシダ、ホソバシケシダ、シケシダ、ハクモウイノデ、ノキシノブ、ヒメノキシノブ、クリハラン、マメヅタ