Top / 観察会レポート / 平成25年5月25日(土) 箱根畑宿-飛龍の滝


旧街道にて


箱根湯元駅からバスに乗り畑宿で下車しました。最初は箱根旧街道に沿ってシダを観察し、次に飛龍の滝を目指して歩きました。飛竜ノ滝で昼食、その後、二会平周辺を歩き1号線に出てバスに乗り、湯元駅まで帰ってきました。


今回の観察会ではある程度標高差のあるところを歩きましたので生育しているところのおおよその標高も記録しました。
標高は以下のように分けてみました。
標高400m   :畑宿バス停付近
標高500~600m:畑宿バス停付近から飛竜ノ滝付近
標高700m :二会平付近
標高800m :国道1号線バス停付近

なお、ここで記録している生育地点数や個体数はあくまでさっさと歩きながら確認したものであって、じっくり観察できればもっと生育地点数や個体数も増えるものと思われます。


キジノオシダの仲間
旧街道沿いの林内でキジノオシダ・オオキジノオ共に観察することができました。両種ともスギやヒノキの林床に生育。標高が上がると出会えませんでした。標高400m付近で観察。
キジノオシダ
キジノオシダ キジノオシダ頂羽片
キジノオシダ(上左)
キジノオシダ頂羽片(上右)


イワガネゼンマイの仲間
イワガネゼンマイ・ウラゲイワガネが渓谷沿いに見られました。渓谷沿いにほぼ全域に見られました。イワガネゼンマイに比べるとウラゲイワガネの葉は柔らかい感じがします。標高400~600mで観察。
ウラゲイワガネ
ウラゲイワガネ
ウラゲイワガネ


イノモトソウの仲間
オオバノイノモトソウとオオバノハチジョウシダが見られました。オオバノイノモトソウは全域に見られました。
オオバノハチジョウシダ
オオバノハチジョウシダは1つの斜面全域(標高500m付近)で大きな群落を形成していました。背の高い下草が茂るようなやや明るい林床。
オオバノハチジョウシダ
オオバノハチジョウシダ


イワトラノオ
渓谷の近くの岩壁や林内の廃屋のコンクリート壁や飛竜ノ滝付近に群生していました。標高400~800m全域で観察。
イワトラノオ
イワトラノオ


カナワラビの仲間
リョウメンシダ、オオカナワラビ、ナンゴクナライシダが見られました。
リョウメンシダは数は多くありませんが全域で見られました。
オオカナワラビは標高500m付近で1地点。
ナンゴクナライシダ
ナンゴクナライシダは国道1号線付近のヒノキ林で1地点(標高800m付近)見られました。
ナンゴクナライシダ 

ナンゴクナライシダ
ナンゴクナライシダ(上上)
ナンゴクナライシダ、羽軸・小羽軸上の毛(上)


ヤブソテツの仲間
ヤブソテツ・テリハヤブソテツ・ヤマヤブソテツ・ヒラオヤブソテツ・ホソバヤマヤブソテツ・ナガバヤブソテツ・ヒロハヤブソテツが見られました。そのうちテリハヤブソテツ・ヤマヤブソテツ・ホソバヤマヤブソテツは標高400~800m全域でよく見られました。ヒラオヤブソテツ・ナガバヤブソテツ400~600m付近までで見られました。
テリハヤブソテツ
テリハヤブソテツ テリハヤブソテツ、胞膜
テリハヤブソテツ(上左)
テリハヤブソテツ、胞膜(上右)


ヤマヤブソテツ
ヤマヤブソテツ


ホソバヤマヤブソテツ
ホソバヤマヤブソテツ、下はヒラオヤブソテツ ホソバヤマヤブソテツ、羽片
ホソバヤマヤブソテツ(上左)
ホソバヤマヤブソテツ、羽片(上右)
※ホームページの中でナガバヤマヤブソテツと表記されているものも多いですが、ホソバヤマヤブソテツに変更していきます。ご迷惑をお掛けします。


ヒラオヤブソテツ
ヒラオヤブソテツは羽片の形はヤマヤブソテツに似て長さの割に幅が広く長方形型。耳垂は胞子葉で発達。一般に葉が厚く光沢があり、胞膜の中心は白色ですが、淡く褐色なることがあります。今回は胞膜の中心がはっきりとした褐色の個体が見られました。
ヒラオヤブソテツ ヒラオヤブソテツ ヒラオヤブソテツ
ヒラオヤブソテツ(上左・上中・上右)
ヒラオヤブソテツ、胞子のう群(下左)
ヒラオヤブソテツ、胞膜(下右)
ヒラオヤブソテツ ヒラオヤブソテツ


ナガバヤブソテツ
ナガバヤブソテツ
ナガバヤブソテツ


ヤブソテツ
ヤブソテツと思われる個体は標高500m付近で見られましたがヤブソテツであるという意見と、羽片の幅の狭いヤマヤブソテツではないかとの意見もあり、まとまらず。とりあえず非常に近い種類ということに。
ヤブソテツ ヤブソテツ、上部羽片
ヤブソテツ(上左)
ヤブソテツ、羽片(上右)


ヒロハヤブソテツ
標高500~600m付近ではヒロハヤブソテツが見られました。渓谷近くのスギ林内で、生育を確認したのは幼株2株を含め3株。下部の羽片の大きさは15~20cmあり存在感のあるシダでした。
ヒロハヤブソテツ ヒロハヤブソテツ、葉身
ヒロハヤブソテツ(上左)
ヒロハヤブソテツ、葉身(上右)
ヒロハヤブソテツ、幼株(下左)
ヒロハヤブソテツ、胞膜(下右)
ヒロハヤブソテツ、幼株 ヒロハヤブソテツ、胞膜


イノデの仲間
イノデの仲間はイノデ・イノデモドキ・アイアスカイノデ・サイゴクイノデ・ツヤナシイノデが見られました。標高が上がるに従いサイゴクイノデ・イノデモドキ・ツヤナシイノデが中心になりました。雑種はドウリョウイノデ(イノデ×アイアスカイノデ)・オオタニイノデ(アイアスカイノデ×アスカイノデ)がみられました。
イノデモドキに似た個体でアマギイノデ(イノデモドキ×イノデ)ではないかと思われる個体が数株見られたのですが、まだ胞子のう群が若いなど雑種であるかどうかを判断するには至りませんでした。
ここでは、典型的なイノデモドキをイノデモドキ1、アマギイノデではないかと思われる個体をイノデモドキ2として紹介します。
ただ、イノデモドキは胞子のう群のつき方、葉柄の長さなど多形なので今回紹介したイノデモドキ2も一つのtypeかもしれません。

イノデモドキ1
イノデモドキ1 イノデモドキ1、羽片
イノデモドキ1(上左)
イノデモドキ1、羽片(上右)
イノデモドキ1、胞子のう群(下左)
イノデモドキ1、胞膜(下右)
イノデモドキ1、胞子のう群 イノデモドキ1、胞膜


イノデモドキ2
イノデモドキ2 

イノデモドキ2、羽片 イノデモドキ2、胞子のう群
イノデモドキ2(上上)
イノデモドキ2、羽片(上左)
イノデモドキ2、胞子のう群(上右)
イノデモドキ2、中軸の鱗片(下左)
イノデモドキ2、葉柄の鱗片(下中)
イノデモドキ2、葉柄下部の鱗片(下右)
イノデモドキ2、中軸の鱗片 イノデモドキ2、葉柄の鱗片 イノデモドキ2、葉柄下部の鱗片


イノデの雑種について
旧街道沿いではイノデの雑種と思われる個体が数多く見られました。ドウリョウイノデ(アイアスカイノデ×イノデ)とオオタニイノデ(アイアスカイノデ×アスカイノデ)が見られました。また、イノデモドキに似た個体でアマギイノデ(イノデモドキ×イノデ)ではないかと思われる個体が数株見られたのですが、まだ胞子のう群が若いなど雑種であるかどうかを判断するには至りませんでした。また、時期を変えて観察していきたいと思います。今後、旧街道に沿って歩くとイノデの雑種が色々と見られそうです。
オオタニイノデ(アイアスカイノデ×アスカイノデ)
オオタニイノデアスカイノデに似て強い光沢がある。 オオタニイノデ羽片、アスカイノデに似て強い光沢がある。
オオタニイノデ(アイアスカイノデ×アスカイノデ)(上左)
オオタニイノデ(アイアスカイノデ×アスカイノデ)、羽片(上右)
オオタニイノデ(アイアスカイノデ×アスカイノデ)、胞子のう群(下)
オオタニイノデ(アイアスカイノデ×アスカイノデ)、葉柄上部鱗片(下下左)
オオタニイノデ(アイアスカイノデ×アスカイノデ)、葉柄中部鱗片(下下中)
オオタニイノデ(アイアスカイノデ×アスカイノデ)、葉柄下部鱗片(下下右)
オオタニイノデ下部羽片胞子のう群は辺縁寄りにつく。 

オオタニイノデ葉柄上部~中軸下部の鱗片は狭披針形、鱗片中心には栗色が細長く入る オオタニイノデ葉柄下部の鱗片は披針形、鋸歯がなく、中央は栗色。 オオタニイノデ葉柄下部の鱗片は多少ねじれアスカイノデの特徴を示す。中央は栗色。


オシダの仲間について
オクマワラビとクマワラビとその雑種:畑宿バス停付近400mから湯坂道800m付近まで広く生育。オクマワラビは少なくアイノコクマワラビが非常に多い。外形からオクマワラビとしたいと思った個体も、同行の方からのご指摘で小羽片の先端の形状なども観察しなければ純粋なオクマワラビ判断できないことを教わりました。
イワヘゴとオオクジャクシダについては、イワヘゴよりも標高の高いところにオオクジャクシダが見られました。両種の混生地は確認できませんでした。
オシダ
標高700m付近、林床に下草が生える程度光が差し込むヒノキ林林床に1株生育を確認。直径2m近い大きな成株。
オシダ オシダ、下部羽片および葉柄鱗片
オシダ(上左)
オシダ、下部羽片および葉柄鱗片(上右)
オシダ、胞子のう群(下左)
オシダ、裂片の葉脈(下右)
オシダ、胞子のう群 オシダ、裂片葉脈は2叉する。

イワヘゴ
畑宿バス停付近~標高500m付近まで渓谷沿いに点在しているが、群生地には出会わず生育確認数は多くない。4地点、5株。
イワヘゴ イワヘゴ、胞子のう群は羽片中央につく
イワヘゴ(上左)
イワヘゴ、胞子のう群(上右)
イワヘゴ、葉柄鱗片(下)
イワヘゴ、葉柄鱗片は黒~黒褐色

オオクジャクシダ
標高500~600m付近で、沢沿いの転石が広がる林床。5株程度生育を確認。2地点5株。葉柄基部鱗片は淡褐色膜質。羽片は黄緑色。最下羽片は中央最大羽片の半分程度。葉の表面は葉脈に沿って凹む。胞子のう群は辺縁寄りにつく。
オオクジャクシダ オオクジャクシダ、葉脈に沿って凹む
オオクジャクシダ(上左)
オオクジャクシダ、羽片の葉脈(上右)
オオクジャクシダ、葉柄鱗片(下)
オオクジャクシダ、胞子のう群(下下左)
オオクジャクシダ、胞膜(下下右)
オオクジャクシダ、葉柄鱗片は赤褐色~明るい褐色

オオクジャクシダ、胞子のう群は羽片の辺縁寄りにつく オオクジャクシダ、胞膜


イタチシダの仲間
今回の観察会ではオオイタチシダに出会いませんでした。近くの小田原早川などではオオイタチシダの各typeが観察されているので箱根でも生育しているものと思いますが、今回の標高・コースでは少ないようです。ヤマイタチシダ・イヌイワイタチシダ・イワイタチシダの関係はヤマイタチシダは全域で見られ、岩場・岩壁ではイワイタチシダよりも標高の低いところにイヌイワイタチシダが見られました。
イヌイワイタチシダ
標高500m以上の岩壁で複数生育を確認。葉柄には基部が袋状の鱗片がつく。鱗片は縮れたり、不規則に曲がる。
イヌイワイタチシダ、葉身の色はイワイタチシダよりもヤマイタチシダに似る 

イヌイワイタチシダ、葉柄の鱗片は不規則につく
イヌイワイタチシダ(上上)
イヌイワイタチシダ、葉柄鱗片(上)

イワイタチシダ
標高700mの岩壁で生育を確認。(1株)葉柄を含めて20cmほどの小さな株でしたが、初めてこの標高で姿を見せました。
イワイタチシダ、葉身の色は青緑色 

葉柄・中軸の鱗片は軸に対して直角につく。
イワイタチシダ(上上)
イワイタチシダ、葉柄鱗片(上)

※今回、オオイタチシダの生育は確認できませんでした。標高が高いためか今回歩いた400~800mの範囲にはあまり生育していないように思います。


ベニシダの仲間
ベニシダ
ちょうど新芽の展開の時期で様々な色の美しい葉を展開していました。畑宿バス停付近~国道1号線まで全域で生育を確認。
ベニシダ ベニシダ
ベニシダ(上左、上右)
ベニシダ、胞膜(下)
ベニシダ、胞膜

ミドリベニシダ
標高700~800m付近の下草のほとんど生えないヒノキ林内で複数株生育を確認。標高の低いところでも見られたのかもしれませんが、あまり気がつきませんでした。
ミドリベニシダ ミドリベニシダ、胞膜
ミドリベニシダ
ミドリベニシダ、胞膜

トウゴクシダ
一般的な艶の少ないtype。生育確認数はそれほど多くありませんが、標高にかかわらず全域で見られました。
トウゴクシダ
トウゴクシダ

オオベニシダ
山道沿い乾燥気味の斜面や崖に生育。全域で見られました。
オオベニシダ
オオベニシダ(上)
オオベニシダ、胞子のう群(下左)
オオベニシダ、胞膜(下右)
オオベニシダ、胞子のう群 オオベニシダ、胞膜


明るい林縁に生育するの仲間
標高500m付近。森と草はらの境にゼンマイやヒメワラビが生育。主に林内を中心に歩いていたのであまりお目にかかりませんでしたが、探せばもっと見つかるのではないかと思います。
ヒメワラビ
ヒメワラビ
ヒメワラビ

ゼンマイ
ゼンマイ
ゼンマイ



イヌワラビの仲間
ヤマイヌワラビ:全域で見られました。羽片の形からカラクサイヌワラビとしてしまいそうな個体がありましたが、株全体の大きさや羽片の形に変化が多く同定には注意を払わなければならないことを同行の方からご指摘いただきました。

ヒロハイヌワラビ
標高600mより高いところで見られました。
ヒロハイヌワラビ
ヒロハイヌワラビ(上)
ヒロハイヌワラビ、小羽片(下左)
ヒロハイヌワラビ、羽軸裏側の微毛(下右)
ヒロハイヌワラビ、小羽片 ヒロハイヌワラビ、羽軸裏側の微毛

ヘビノネコザ
標高が上がるほどよく目につくようになりました。
ヘビノネコザ ヘビノネコザ、葉柄基部の鱗片は中央が栗色になる
ヘビノネコザ(上左)
ヘビノネコザ、葉柄基部の鱗片(上右)

ホソバイヌワラビ
標高500mあたりの渓谷沿い、水しぶきがかかるくらいの流れのそばで生育を確認。小羽軸上にも刺を確認。1株(成株)。
ホソバイヌワラビ ホソバイヌワラビ、羽軸上の刺
ホソバイヌワラビ


シケシダの仲間
シケシダ、ホソバシケシシダ、セイタカシケシダ、ハクモウイノデが見られました。まだ胞膜の状態が充実していないので、撮影できませんでした。
シケシダ
標高400~700m全域で見られました。山道や渓谷や沢沿いに生育。

ホソバシケシダ
林床~草原まで全域で見られましたが、まだソーラスの様子が観察できなかったのでとりあえずホソバシケシダとしておきます。
ホソバシケシダ ホソバシケシダ、最下羽片
ホソバシケシダ(上左)
ホソバシケシダ、最下羽片(上右)

セイタカシケシダ
標高800m付近の下草が生えるやや明るい林床斜面に生育。生育確認数は多くない。(2株)。他にも生育していたのでしょうが、今回は標高の高いところでしか出会いませんでした。
セイタカシケシダ セイタカシケシダ、中軸の毛
セイタカシケシダ(上左)
セイタカシケシダ、中軸の毛(上右)


シケチシダの仲間
シケチシダおよびハコネシケチシダを観察することができました。
シケチシダ
畑宿バス停付近400mから標高から600m付近まで生育を確認。普通に見られました。葉身は狭い卵形、1回~2回羽状に分かれる。胞子のう群は線形~楕円形。
シケチシダ シケチシダ、胞子のう群
シケチシダ(上左)
シケチシダ、胞子のう群(上右)


ハコネシケチシダ
畑宿バス停付近標高400mおよび二会平標高700mの2地点で生育を確認。どちらもまとまって群生していました。葉身は広卵形、大きく葉柄を含めると40~50cm、2回~3回羽状中裂。羽軸裏側には微毛が生える。
2地点で観察した個体は胞子のう群の形がちがうのでここでは両者を紹介します。両者の違いは今後あらためて調べていきたいと思います。
畑宿バス停付近のハコネシケチシダ
数株がまとまって生育。近くにはシケチシダも生育。観察された個体の葉の大きさは40~50cm、胞子のう群は楕円形。
ハコネシケチシダ ハコネシケチシダ、胞子のう群
ハコネシケチシダ(上左)
ハコネシケチシダ、胞子のう群(上右)

二会平のハコネシケチシダ
標高700m二会平の林床に生育。生育確認地点は1地点で10mほどの範囲に30株程度が生育。観察された個体の葉の大きさは30~45cm。胞子のう群は線形(棒状)。同行の方からはタカオシケチシダではないかとの意見もいただきました。
ハコネシケチシダ ハコネシケチシダ
ハコネシケチシダ(上左、上右)
ハコネシケチシダ、胞子のう群(下)
ハコネシケチシダ、胞子のう群


そのほか、たくさんのシダが見られましたが、全域にわたって見られたシダにはクラマゴケ、オオハナワラビ、ミゾシダ、キヨタキシダ、ヤワラシダ、コバノヒノキシダも挙げられます。また、イヌガンソク、ホソバトウゲシハ、ヒメノキシノブ、ハリガネワラビは標高の高いところで見られました。


クラマゴケ
箱根旧街道~国道1号線バス停付近まで林広く見られました。スギ林林床や明るい林縁にも生育。標高400~800m全域で観察。
クラマゴケ
クラマゴケ


ヤワラシダ
標高400~800m全域で見られました。日陰のウエットなところでよく見られました。
ヤワラシダ
ヤワラシダ


ミゾシダ
全域で生育を確認。
ミゾシダ
ミゾシダ


コバノヒノキシダ
石垣などで全域で生育を確認。
コバノヒノキシダ
コバノヒノキシダ


イヌガンソク
標高700m二会平の林床に生育。立派な株であったが生育確認数は1株。
イヌガンソク イヌガンソク、胞子葉
イヌガンソク(上左)
イヌガンソク、胞子葉(上右)


ハリガネワラビ
二会平では普通に生育していました。標高の低いところでは見かけませんでした。
ハリガネワラビ
ハリガネワラビ


ヒメノキシノブ
二会平では太い落枝に着生していました。ピンボケの写真ではわかりませんが根茎は長く這っていました。
ヒメノキシノブ
ヒメノキシノブ


今回、箱根では標高400m~800mの範囲で、畑宿から国道1号線までの狭い範囲を歩きました。箱根にはまだまだ地形・標高など自然環境の異なるところがあると思いますので、今後も機会があれば少しずつ歩いてみたいと思います。


今回観察されたそのほかの植物
カントウカンアオイ
いろいろな美しい模様の葉が見られました。
カントウカンアオイ カントウカンアオイ
カントウカンアオイ(上左、上右)
カントウカンアオイ、花(下)
カントウカンアオイ、花


ナベワリ
標高600~700mの林内で、傾斜の緩やかなややウエットで下草がある程度生育する程度の明るさの林内に生育していました。
ナベワリ ナベワリ
ナベワリ(上左、上右)
ナベワリ、花(下)
ナベワリ、花


トチバニンジン
前出のナベワリの同じ森に群生。
トチバニンジン トチバニンジン
トチバニンジン(上左、上右)


ミヤマウコギ
前出のナベワリの同じ森に群生。
ミヤマウコギ ミヤマウコギ、花蕾
ミヤマウコギ(上左、上右)


ハコネイトスゲ
標高400~700mの林内に広く生育していました。
ハコネイトスゲ ハコネイトスゲ、花
ハコネイトスゲ(上左)
ハコネイトスゲ、花(上右)


ジャゴケ
ジャゴケ 
ジャゴケ(上)


今回観察されたシダ
○ホソバトウゲシバ○イヌカタヒバ○クラマゴケ○スギナ○オオハナワラビ○ゼンマイ
○キジノオシダ・オオキジノオ○カニクサ○イヌシダ・フモトシダ
○イワヒメワラビ○ワラビ○シノブ
○ハコネシダ○イワガネゼンマイ・ウラゲイワガネ
○オオバイノモトソウ・オオバノハチジョウシダ
○コバノヒノキシダ・トラノオシダ・イワトラノオ
○ヤブソテツ・テリハヤブソテツ・ヤマヤブソテツ・ヒラオヤブソテツ・ホソバヤマヤブソテツ・ナガバヤブソテツ・ヒロハヤブソテツ
○ジュウモンジシダ・イノデ・アイアスカイノデ・イノデモドキ・サイゴクイノデ・ツヤナシイノデ・ドウリョウイノデ・オオタニイノデ・アマギイノデ
○オオカナワラビ・リョウメンシダ、・ナンゴクナライシダ
○オシダ・イワヘゴ・オオクジャクシダ・オクマワラビ・クマワラビ・アイノコクマワラビ・ヤマイタチシダ・イヌイワイタチシダ・イワイタチシダ・ベニシダ・ミドリベニシダ・トウゴクシダ・オオベニシダ
○ヒメワラビ・ミゾシダ・ゲジゲジシダ・ヤワラシダ・ハリガネワラビ  
○イヌワラビ・ヤマイヌワラビ・ヒロハイヌワラビ・ヘビノネコザ・ホソバイヌワラビ
○ホソバシケシダ・シケシダ・ハクモウイノデ・セイタカシケシダ
○シケチシダ・ハコネシケチシダ・タカオシケチシダ
○キヨタキシダ○イヌガンソク
○ノキシノブ・ヒメノキシノブ・マメヅタ