アスカイノデ

オシダ科 イノデ属  Polystichum fibrilloso-paleaceum  

アスカイノデ  2014年1月25日 朝比奈切通
生育している環境:スギ植林地や照葉樹林内の渓谷沿いの林床に生育。
観察された特徴:常緑性。葉柄下部の鱗片は披針形でねじれ、葉柄上部では狭披針形でねじれてほとんど糸状に見える。葉の大きさは65~90㎝、葉は光沢が強く先端は尾状にならず急に尖る。胞子のう群は中間につく。
※今回観察された個体は、葉柄基部の鱗片の先にわずかに栗色が確認できが、胞子が飛散しておりアスカイノデとした。胞子を飛散させたオオタニイノデの可能性も考えられる。
生育確認数:普通に見られる。大仏ハイキングコース、朝比奈切通周辺。
アスカイノデ、葉柄基部の鱗片はねじれる。2014年1月25日 朝比奈切通 アスカイノデ、葉柄上部の鱗片はほとんど毛状に見える。2014年1月25日 朝比奈切通
(1)アスカイノデ、葉柄基部の鱗片
(2)アスカイノデ、葉柄上部の鱗片

アスカイノデ、葉柄基部の鱗片の先には栗色が確認できる。2014年1月25日 朝比奈切通 
アスカイノデ、葉柄基部の鱗片(拡大)

アスカイノデ、胞子のう群は中間につく。2014年1月25日 朝比奈切通 アスカイノデ、胞子のう群ははじけている。2014年1月25日 朝比奈切通
(1)(2)アスカイノデ、胞子のう群