ムサシシケシダ Deparia x musashiensis
***メシダ科 シケシダ属
生育している環境:十二所 果樹園内、果樹園内の作業道の脇の土手、果樹(梅?)の樹冠の下に群生。セイタカシケシダは森のシダであるがムサシシケシダはそれほど森の中ではなく、林縁や耕作地の周辺、果樹園の周りなど定期的に草刈や剪定など人為的な影響を受ける場所に生育するようである。
観察された特徴:シケシダとセイタカシケシダの雑種と推定される。外観は、あまり毛深くない大きなセイタカシケシダといった感じ。
葉の大きさは45~80㎝、葉は艶が無く、セイタカシケシダほどではないが白味を帯びた明るい緑色。十二所果樹園内のものはやや枯れ始めていた。2×3mの範囲に群生。
(1)(2)果樹園の樹の下の斜面に群生するムサシシケシダ(シケシダ×セウタカシケシダ)
(1)ムサシシケシダ(シケシダ×セウタカシケシダ)葉
(2)ムサシシケシダ(シケシダ×セウタカシケシダ)羽片
(1)ムサシシケシダ(シケシダ×セウタカシケシダ)羽片
(2)ムサシシケシダ(シケシダ×セウタカシケシダ)中軸
(1)(2)ムサシシケシダ(シケシダ×セウタカシケシダ)包膜
(1)(2)ムサシシケシダ(シケシダ×セウタカシケシダ)1つの胞子嚢を壊したようす
(3)(4)ムサシシケシダ(シケシダ×セウタカシケシダ)1つの胞子嚢を壊したようす