ヤマイヌワラビの仲間かあるいはサトメシダの仲間
メシダ科 メシダ属
生育している環境:スギ・ヒノキ林内、谷の流れに近いウエットな林床。
観察された特徴:夏緑性。根茎は直立。3~4枚の葉をまとまってつける。葉柄基部の鱗片は明るい淡褐色で膜質。葉柄は長く葉身の1.5倍程度ある。葉の大きさは50㎝程度、葉の形は広卵形~三角形に近く、2回羽状複葉、草質、淡緑色~鮮緑色。大きな側羽片は5~7で羽片数は少ない。小羽片は長さの割に幅が広く中裂する。胞子嚢群は中肋寄りにつき、包膜は短い棒状、馬蹄形も混ざる。有性生殖種。
(1)(2)ヤマイヌワラビの仲間かあるいはサトメシダの仲間、葉柄基部の鱗片
(3)ヤマイヌワラビの仲間かあるいはサトメシダの仲間、葉柄基部の鱗片
(1)ヤマイヌワラビの仲間かあるいはサトメシダの仲間、羽片
(2)ヤマイヌワラビの仲間かあるいはサトメシダの仲間、小羽片
(1)ヤマイヌワラビの仲間かあるいはサトメシダの仲間、新芽の目立ち
(2)ヤマイヌワラビの仲間かあるいはサトメシダの仲間、羽片裏側
(1)(2)ヤマイヌワラビの仲間かあるいはサトメシダの仲間、包膜
(1)(2)ヤマイヌワラビの仲間かあるいはサトメシダの仲間、包膜