イヌイワイタチシダ Dryopteris saxifragivaria
オシダ科 オシダ属
生育している環境:標高およそ700m。夏緑広葉樹が茂る渓谷。渓谷脇の岩場に生育。小群落や1～2株程度が点在して生育。個体数は多い。
観察された特徴：常緑性。葉の大きさは30～40㎝、葉の質は光沢が無く粉をふいたような緑色。葉柄・中軸には大きく湾曲した鱗片が開出気味につく。まだ胞子を調べていないが無融合生殖種と思われる。来春には胞子の情報を掲載いたします。2018年11月18日
生育確認数：1地点 15株以上。
(1)渓谷沿いの岩の隙間に生育するイヌイワイタチシダ
(2)イヌイワイタチシダ、葉柄
(1)イヌイワイタチシダ、葉柄上部の鱗片
(2)イヌイワイタチシダ、葉柄上部～中軸下部
イヌイワイタチシダ、葉柄下部の鱗片
(1)(2)イヌイワイタチシダ、中軸の鱗片
(1)イヌイワイタチシダ、羽片
(2)イヌイワイタチシダ、中軸上部の鱗片および胞子嚢群