ツヤナシイノデモドキ
オシダ科 イノデ属 Polystichum × pseudo-ovato-palea-ceum
生育環境：落葉広葉樹を中心とした林でやや明るい渓谷沿いの崖に生育。
特 徴：常緑性。観察された個体の葉の大きさは30～45cm、光沢があり、個体はやや小さいが葉身は長さの割に幅が広く先端はやや尾状になる。葉柄下部の鱗片はツヤナシイノデに似て広卵形、葉柄上部の鱗片も幅が広いが辺縁は細かくほつれる。中軸鱗片はイノデモドキに似て披針形で辺縁は細かくほつれる。胞子のう群はイノデモドキに似て小羽片の辺縁寄りにつく。画像の状態が悪く、機会があれば再度撮影し直します。
生育確認数：1地点。谷太郎川
ツヤナシイノデモドキ、胞子のう群（上左）
ツヤナシイノデモドキ、中軸の鱗片（上右）
ツヤナシイノデモドキ、葉柄上部の鱗片（上左）
ツヤナシイノデモドキ、葉柄基部の鱗片（上右）ピンボケですみません。