トラノオイヌワラビ
イワデンダ科 メシダ属 Athyrium yokoscense monstr
著者中池敏之 参照
生育環境：山の北面の急斜面、スギ・ヒノキ林内、切り立った岩壁面にコケ類とともに生育。
特 徴：夏緑性。観察された個体の葉の大きさは20～30cm。葉柄は短く3～5cm、羽片は4～5対あるが各羽片は縮れたように短縮し扇状の葉をつけているように見える。頂羽片は葉身の長さの半分程度を占める。胞子のう群は付けていない。
のトラノオイヌワラビに比べると葉柄はたいへん短く各羽片は縮れたように短縮し扇状につく。
生育確認数：1地点、1株。北丹沢犬越路北斜面
トラノオイヌワラビ、葉身下部（上左）
トラノオイヌワラビ、下部羽片（上右）
トラノオイヌワラビ、葉身下部（上左）
トラノオイヌワラビ、頂羽片下部（上中）
トラノオイヌワラビ、頂羽片上部（上左）