ヒメコケシノブ

ヒメコケシノブ科 コケシノブ属 Hymenophyllum coreanum

ヒメコケシノブ2010年8月5日 水ノ木

生育している環境:風化した岩壁に群生。    
観察された特徴:常緑性。観察された個体の葉は一般的なヒメコケシノブよりも大きく5㎝~10㎝。黄緑色。葉は2回羽状に分かれ、裂片の先端は円頭。羽片は中軸に対して広い角度でつく。胞子のう群は葉の先端にまとまってつく場合と穂状につく場合がある。穂状に伸びた胞子のう群の長さは長いものでは2~3㎝に達する。包膜は2枚の唇状で2枚の包膜は半開~180°まで開く。包膜の辺縁は全縁~緩やかな鋸歯縁。
生育確認数:2地点、水ノ木、畔ヶ丸。
ヒメコケシノブ 2010年8月5日 水ノ木 ヒメコケシノブ 2010年8月5日 水ノ木
ヒメコケシノブ(上左、上右)

ヒメコケシノブ 2010年8月5日 水ノ木 ヒメコケシノブ 2010年8月5日 水ノ木
ヒメコケシノブ、 胞子のう群をつけた葉(上左)
ヒメコケシノブ、 胞子のう群をつけない葉(上右)

ヒメコケシノブ、未成熟な胞子のうをつけた若い葉。2010年8月4日水ノ木 ヒメコケシノブ、未成熟な胞子のうをつけた若い葉。2010年8月4日水ノ木 
ヒメコケシノブ、未成熟な胞子のうをつけた若い葉(上左、上右)

ヒメコケシノブ、未成熟な胞子のうをつけた若い葉。2010年8月4日水ノ木
ヒメコケシノブ、未成熟な胞子のうをつけた若い葉

ヒメコケシノブ、葉身の先に穂状につく胞子のう群。2010年8月4日水ノ木 ヒメコケシノブ、葉身の先に穂状につく胞子のう群。2010年8月4日水ノ木
ヒメコケシノブ、穂状につく胞子のう群(上左)
ヒメコケシノブ、穂状につく胞子のう群裏側(上右)

ヒメコケシノブ、中軸にはまばらに鱗片がつく。2010年8月4日水ノ木 ヒメコケシノブ、羽片。2010年8月4日水ノ木
ヒメコケシノブ、中軸(上左)
ヒメコケシノブ、羽片(上右)

ヒメコケシノブ、胞子のう群。2010年8月4日水ノ木 ヒメコケシノブ、胞子のう群。2010年8月4日水ノ木
ヒメコケシノブ、胞子のう群(上左、上右)

ヒメコケシノブ、包膜の端は粗い鋸歯縁。2010年8月4日水ノ木 ヒメコケシノブ、包膜は広く展開することもある。2010年8月4日水ノ木
ヒメコケシノブ、包膜(上左、上右)





標本2 ヒメコケシノブ 丹沢 畔ヶ丸
ヒメコケシノブ 2011年8月18日 畔ヶ丸 ヒメコケシノブ、葉の先にまとまって胞子のう群をつける。 2011年8月18日 畔ヶ丸
風化した岩壁に着生するヒメコケシノブ(上左)
胞子のう群をつけたヒメコケシノブ(上右)

ヒメコケシノブ、葉身。 2011年8月18日 畔ヶ丸
ヒメコケシノブ、葉身

ヒメコケシノブ、葉の先に穂状に胞子のう群をつけた若い葉。 2011年8月18日 畔ヶ丸 ヒメコケシノブ、葉の先に穂状に胞子のう群をつける。 2011年8月18日 畔ヶ丸
ヒメコケシノブ、穂状に胞子のう群をつけた若い葉(上左)
ヒメコケシノブ、葉の先に穂状についた胞子のう群(上右)

ヒメコケシノブ、包膜は2弁状で辺縁には粗い鋸歯がある。 2011年8月18日 畔ヶ丸
ヒメコケシノブ、胞子のう群