Top / 五日市周辺のシダ / アイカタイノデ・カタシムライノデ


アイカタイノデ(アイアスカイノデ×カタイノデ)
あるいはカタシムライノデイマクマイノデ(シムライノデ×カタイノデ)      

オシダ科 イノデ属

アイカタイノデあるいはカタシムライノデ<del>イマクマイノデ</del> 2017年11月1日

生育している環境:間伐が行われ森林整備されたスギ植林地で、ある程度林床に光が届きいろいろなイノデの仲間を含め大形のシダがよく目につく林。渓谷沿いのやや緩やかな斜面林床。

観察された特徴:カタイノデとアイアスカイノデの雑種あるいはシムライノデとカタイノデの雑種と推定される。葉柄基部の鱗片はあまりねじれず楕円状披針形で、全体が栗色・栗色で辺縁だけが淡い色になる鱗片などが混ざる。葉柄上部~中軸にかけても全体が栗色・栗色で辺縁だけが淡い色になる広披針形~披針形の鱗片をつける。葉の大きさは50~65cm。緑色でやや光沢がある。小羽片の鋸歯は長く目立つ。胞子嚢群は葉身の下部の羽片にはつけず、小羽片の中間~やや辺縁寄り(葉身下部の羽片)につく。胞子嚢群は固まり胞子嚢ははじけない。

昨年11月にこのシダが生育する今熊山のスギ林を訪れ、付近を捜しましたが、イノデ・アイアスカイノデ・サイゴクイノデ・イノデモドキ・ツヤナシイノデ・カタイノデなどは見られましたが、シムライノデは見つかりませんでした。2018年1月24日

生育確認数:1地点、1株。 今熊山。

アイカタイノデあるいはカタシムライノデ<del>イマクマイノデ</del> 2016年11月9日 アイカタイノデあるいはカタシムライノデ<del>イマクマイノデ</del> 2017年11月1日
(1),(2)スギ林林床に生育するアイカタイノデあるいはカタシムライノデイマクマイノデ

アイカタイノデあるいはカタシムライノデ<del>イマクマイノデ</del> 、根茎および冬芽。2017年11月1日
アイカタイノデあるいはカタシムライノデイマクマイノデ 根茎および冬芽

葉柄基部には全面栗色の鱗片や辺縁が狭く淡色のもの、幅が広く中央に栗色が入る鱗片が混ざる。2017年11月1日 葉柄基部には全面栗色の鱗片や辺縁が狭く淡色のもの、幅が広く中央に栗色が入る鱗片が混ざる。2016年11月9日
(1),(2)アイカタイノデあるいはカタシムライノデイマクマイノデ葉柄基部

葉柄基部には全面栗色の鱗片や辺縁が狭く淡色のもの、幅が広く中央に栗色が入る鱗片が混ざる。2016年11月9日 枯れた葉柄基部には濃い栗色の鱗片が残っている。2016年11月9日
(1)アイカタイノデあるいはカタシムライノデイマクマイノデ葉柄基部
(2)アイカタイノデあるいはカタシムライノデイマクマイノデ葉柄基部の鱗片

アイカタイノデあるいはカタシムライノデ<del>イマクマイノデ</del> 、葉柄上部には中央に栗色が入る広披針形~披針形の鱗片がつく。2017年11月1日 アイカタイノデあるいはカタシムライノデ<del>イマクマイノデ</del> 、葉柄上部には栗色で広披針形~披針形の鱗片がつく。2017年11月1日  
(1),(2)アイカタイノデあるいはカタシムライノデイマクマイノデ葉柄上部の鱗片

アイカタイノデあるいはカタシムライノデ<del>イマクマイノデ</del> 、中軸には広披針形~披針形の鱗片がつく。2017年11月1日 アイカタイノデあるいはカタシムライノデ<del>イマクマイノデ</del> 、中軸には広披針形~披針形の鱗片がつく。2017年11月1日  
(1),(2)アイカタイノデあるいはカタシムライノデイマクマイノデ中軸下部の鱗片

アイカタイノデあるいはカタシムライノデ<del>イマクマイノデ</del>葉身下部。2016年11月9日 アイカタイノデあるいはカタシムライノデ<del>イマクマイノデ</del>葉身下部。2017年11月1日
(1),(2)アイカタイノデあるいはカタシムライノデイマクマイノデ、葉身下部

アイカタイノデあるいはカタシムライノデ<del>イマクマイノデ</del>羽片。2017年11月1日 アイカタイノデあるいはカタシムライノデ<del>イマクマイノデ</del>%%羽片。2017年11月1日
(1),(2)アイカタイノデあるいはカタシムライノデイマクマイノデ、羽片

アイカタイノデあるいはカタシムライノデ<del>イマクマイノデ</del>小羽片の鋸歯は長く鋭い。2016年11月9日 アイカタイノデあるいはカタシムライノデ<del>イマクマイノデ</del>小羽片の鋸歯は長く鋭い。2016年11月9日
(1)アイカタイノデあるいはカタシムライノデイマクマイノデ羽片
(2)アイカタイノデあるいはカタシムライノデイマクマイノデ小羽片

アイカタイノデあるいはカタシムライノデ<del>イマクマイノデ</del>小羽片の鋸歯は長く鋭い。2016年11月9日
アイカタイノデあるいはカタシムライノデイマクマイノデ小羽片

アイカタイノデあるいはカタシムライノデ<del>イマクマイノデ</del>最下部周辺の羽片には胞子嚢群はつかない。2017年11月1日 アイカタイノデあるいはカタシムライノデ<del>イマクマイノデ</del>胞子嚢群は葉身の上から、羽片の先からつく。2016年11月9日 
(1),(2)アイカタイノデあるいはカタシムライノデイマクマイノデ葉身下部羽片の裏側

アイカタイノデあるいはカタシムライノデ<del>イマクマイノデ</del>胞子嚢群は中間につく。2016年11月9日 アイカタイノデあるいはカタシムライノデ<del>イマクマイノデ</del>胞子嚢群は固まり胞子嚢はじけない。2016年11月9日
(1),(2)アイカタイノデあるいはカタシムライノデイマクマイノデ胞子嚢群



戻る