ミヤマヘビノネゴザ Athyrium rupestre
メシダダ科 メシダ属
生育している環境:北岳では森林限界よりも上部の草原地帯やハイマツ帯、砂礫地、岩場に生育。
観察された特徴：葉大きさは20～30㎝・幅は6～10㎝、淡緑色～鮮緑色、下部の羽片は短縮し紡錘形。葉柄は短く3～6㎝、基部には中央に濃褐色～黒褐色が入る褐色・広披針形の鱗片が密生し、葉柄には淡褐色・膜質・広披針形の鱗片がつく。胞子嚢群は小羽片基部前側側脈の先に一つつき、羽軸に沿って並んでつくように見える。包膜の辺縁はサトメシダ型で長くほつれる。
北岳の岩場ではほぼ同じサイズで外観が似たミヤマメシダ、オオバショリマが生育しており鱗片や胞子嚢群を確認しなければならない。
6miyamahe-sita20180723
(1)(2)ミヤマヘビノネゴザ、葉柄基部
6miyamahe-sita20180723
(1)(2)ミヤマヘビノネゴザ、葉柄基部の鱗片
(1)(2)(3)ミヤマヘビノネゴザ、葉柄の鱗片
(1)ミヤマヘビノネゴザ、葉身
(2)ミヤマヘビノネゴザ、葉身裏側
(1)(2)ミヤマヘビノネゴザ、羽片
(1)(2)ミヤマヘビノネゴザ、羽片裏側
(1)(2)ミヤマヘビノネゴザ、包膜
(3)ミヤマヘビノネゴザ、包膜
いろいろな個体
(1)ミヤマヘビノネゴザ
(2)ミヤマヘビノネゴザ
(3)ミヤマヘビノネゴザ
(4)ミヤマヘビノネゴザ
(5)ミヤマヘビノネゴザ
(6)ミヤマヘビノネゴザ
(7)ミヤマヘビノネゴザ
(8)ミヤマヘビノネゴザ
戻る