オオヒメワラビ(毛深いtype)ウナザワオオヒメワラビ(仮称)
イワデンダ科 オオシケシダ属 Deparia
※ウナザワオオヒメワラビ(仮称)をオオヒメワラビ(毛深いtype)に訂正いたします。
生育していた環境:渓谷沿いの岩場や岩混じりの斜面に生育。
観察された特徴:夏緑性。葉柄には黒褐色~黒色披針形の鱗片がつく。葉の大きさは35~80㎝、小さな個体は2回羽状深裂、よく成長した個体では下部羽片は3回羽状中裂となる。中軸にも黒褐色~黒色の鱗片がつくが向軸側(表側)で特に目立つ。羽片は込み合ってつき、無柄だがよく成長した個体では下部羽片に短い柄が見られる。羽軸上にも黒褐色~白色の鱗片あるいは毛が生える。小羽片あるいは裂片の表面で葉脈に沿ってくぼみ、先端は鈍頭。胞子のう群は馬蹄形。
生育確認数:2地点、個体数15株程度、林道沿い岩場や岩屑崩壊斜面に点在して生育。
標本A
(1)(2)ウナザワオオヒメワラビ
(1)ウナザワオオヒメワラビ、葉柄基部
(2)ウナザワオオヒメワラビ、葉柄
(1)ウナザワオオヒメワラビ、中軸向軸側
(2)ウナザワオオヒメワラビ、中軸背軸側
ウナザワオオヒメワラビ、羽片
(1)ウナザワオオヒメワラビ、胞子のう群
(2)ウナザワオオヒメワラビ、包膜
標本B
ウナザワオヒメワラビ
(1)ウナザワオオヒメワラビ、葉身下部
(2)ウナザワオオヒメワラビ、羽片
(1)ウナザワオオヒメワラビ、中軸向軸側
(2)ウナザワオオヒメワラビ、胞子のう群
標本C
(1)ウナザワオオヒメワラビ
(2)ウナザワオオヒメワラビ、葉身
(1)(2)ウナザワオオヒメワラビ、葉柄の鱗片
(1)ウナザワオオヒメワラビ、中軸向軸側の鱗片
(2)ウナザワオオヒメワラビ、中軸背軸側の鱗片
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(2)ウナザワオオヒメワラビ、向軸側中軸および羽軸の鱗片
(1)ウナザワオオヒメワラビ、向軸側中軸および羽軸の鱗片
(1)ウナザワオオヒメワラビ、羽片
(2)ウナザワオオヒメワラビ、羽片基部
(1)ウナザワオオヒメワラビ、裂片の葉脈
(2)ウナザワオオヒメワラビ、最下羽片の翼
(1)ウナザワオオヒメワラビ、胞子のう群
(2)ウナザワオオヒメワラビ、包膜