オクタマシダ Asplenium pseudo-wilfordii

チャセンシダ科 チャセンシダ属

涼しい日陰の岩壁に生育するオクタマシダ。2017年8月24日 白丸多摩川北岸

生育していた環境:白丸 多摩川北岸(左岸)。周辺はスギ・ヒノキ林、常緑広葉樹・夏緑広葉樹に覆われ、大きな岩壁に囲まれたような環境であるが岩壁面はそれほどウエットではない。胞子をつけた株が1個体と幼株が2株にみ。白丸周辺ではほかにも生育が確認されている。
観察された特徴:葉の大きさは18~25㎝、濃緑色、3回羽状に分かれる。コバノヒノキシダに似るが葉身の中央が広くなることは無く幅は一定。中軸に沿って向軸側で凹む。胞子嚢群は線形。
生育確認数:1地点、3株(そのうち2株は幼株)。

オクタマシダ、胞子をつけた成株は1株で他2株は幼株。2017年8月24日 白丸多摩川北岸
涼しい日陰の岩壁に生育するオクタマシダ

オクタマシダ、中軸向軸側で凹む。2017年8月24日 白丸多摩川北岸 オクタマシダ、胞子嚢群。2017年8月24日 白丸多摩川北岸
(1)オクタマシダ、中軸
(2)オクタマシダ、胞子嚢群