ホソイノデ(小形の成株)トヨグチイノデか
※ホソイノデは小形でも胞子をつけることがあるのでその可能性もある。2020年7月11日
※詳しい方からコメントを頂きホソイノデに訂正いたします。2020年7月13日
生育している環境:スギ・ヒノキの植林地と緑広葉樹林の境界地に生育。林縁で1株観察した。
観察された特徴:夏緑性。葉柄は短く3~5㎝、葉柄には広披針形の鱗片と卵形の大きな鱗片が混ざる。中軸には広披針形の淡褐色~褐色褐色~暗褐色の鱗片をつける。葉の大きさは葉柄を含め20㎝程度、葉身は中間が最も広く先端と基部に向けて短縮する。小羽片の両面には長い毛が生え辺縁の鋸歯は小羽片の大きさの割に大きく目立つ。胞子嚢群は葉身の上部につけていた。この時期に冬芽はもう大きく発達していた。
まだ、胞子を確認していない。
(1),(2)ホソイノデ(小形の成株)トヨグチイノデか、葉柄の鱗片
(1),(2)ホソイノデ(小形の成株)トヨグチイノデか、中軸の鱗片
(1)ホソイノデ(小形の成株)トヨグチイノデか、葉身中上部
(2)ホソイノデ(小形の成株)トヨグチイノデか、葉身下部