ミヤマウラジロ

ホウライシダ科 エビガラシダ属 Cheilanthes brandtii

葉の質は薄く柔らかな草質。2013年7月15日海沢
生育していた環境:上部がやや樹冠で覆われた林道脇の乾燥気味の崖で、数株が近くにまとまって生育。    
観察された特徴:夏緑性常緑性。葉柄はエンジ色で光沢があり、細い。観察された個体の葉の大きさは15~30cm、葉の質は薄く、展開したばかりの葉は柔らかな草質。葉の裏側には白色の粉状のものが付着。胞子のう群は裂片の辺縁につくが観察された個体にはついていなかった。
生育確認数:1地点、6株程度生育群生し個体数は多い
葉身裏側。2013年7月15日海沢 新芽の葉柄には白色膜質の鱗片がつく。その後淡褐色になる。2013年7月15日海沢
ミヤマウラジロ、葉身裏側(上左)
ミヤマウラジロ、新芽(上右)
ミヤマウラジロ、羽片の裏側(下左)
ミヤマウラジロ、葉の裏側の白い粉状のもの(下右)
羽片の裏には白い粉状のものが密生する。2013年7月15日海沢 白い粉状のものは中軸上にもつく。2013年7月15日海沢