ミヤマウラジロ
ホウライシダ科 エビガラシダ属 Cheilanthes brandtii
生育していた環境:上部がやや樹冠で覆われた林道脇の乾燥気味の崖で、数株が近くにまとまって生育。
観察された特徴:夏緑性常緑性。葉柄はエンジ色で光沢があり、細い。観察された個体の葉の大きさは15~30cm、葉の質は薄く、展開したばかりの葉は柔らかな草質。葉の裏側には白色の粉状のものが付着。胞子のう群は裂片の辺縁につくが観察された個体にはついていなかった。
生育確認数:1地点、6株程度生育群生し個体数は多い。
ミヤマウラジロ、葉身裏側(上左)
ミヤマウラジロ、新芽(上右)
ミヤマウラジロ、羽片の裏側(下左)
ミヤマウラジロ、葉の裏側の白い粉状のもの(下右)