リョウトウイタチシダ
オシダ科 オシダ属 Dryopteris kobayashii
生育していた環境:岩場や岩が風化した崖に生育。渓谷沿いのウエットな岩場からやや日当たりの乾燥気味の岩場まで。
観察された特徴:常緑性であるが冬場は倒れる。葉柄や中軸の鱗片は黒~黒褐色で辺縁は淡色になることがある。葉の大きさは30~50cm、葉身は長い三角形、葉の色は白緑色~黄緑色で光沢はない。裂片の大きさにくらべ包膜はやや大きい。
生育確認数:5地点。白丸、越沢、海沢、海沢霊園、養沢
林道脇の土手に生育するリョウトウイタチシダの大株(上上左)
乾燥気味の岩場に生育するリョウトウイタチシダ(上上右)
冬季、乾燥気味の岩場に生育するリョウトウイタチシダ(上左、上右)
リョウトウイタチシダ葉柄および中軸鱗片(下左、下中、下右)
リョウトウイタチシダ、羽片(下下左)
リョウトウイタチシダ、胞子のう群(下下右)