ヒメサジラン Loxogramme grammitoides

ウラボシ科 サジラン属

苔むした岩上に生育するヒメサジラン。2018年9月16日 奥多摩 日原

生育している環境:渓谷沿い、夏緑広葉樹の樹林下、林床に露出した苔むした岩の側面、切り立った岩壁にコケの仲間と共に群生。地質的には石灰岩地帯内。ただし着生していた岩が石灰岩かどうか確認できていない。改めて調べてみたい。

観察された特徴:常緑性。葉は葉の大きさは3~5㎝。幅の広いネクタイ形、辺縁はやや波打ち中肋は向軸側で盛り上がる。胞子嚢群は棒状で中肋寄りに角度をつけてつける。

切り立った岩壁にコケに仲間と共に群生するヒメサジラン。2018年9月16日 奥多摩 日原 ツルデンダとヒメサジラン。2018年9月16日 奥多摩 日原 
(1)切り立った岩壁に群生するヒメサジラン
(2)ツルデンダとヒメサジラン

ヒメサジラン。2018年9月16日 奥多摩 日原 ヒメサジラン。2018年9月16日 奥多摩 日原
(1)(2)ヒメサジラン、胞子嚢群