ハイホラゴケ(小葉type)

コケシノブ科 アオホラゴケ属 Crepidomanes birmanicum  

ハイホラゴケ(小葉type)2014年9月21日 栃寄沢

生育していた環境:夏緑広葉樹林内、急斜面岩壁北面基部に群生。
観察された特徴:常緑性。根茎には毛が密生する。葉柄には広い翼はあり、長い毛がまばらに生える。中軸や羽軸など脈に沿っては褐色の小さな鱗片がつく。葉の大きさは8~11cm、葉の向軸側では葉脈が盛り上がる。包膜はラッパ状。
生育確認数:1地点。

岩壁基部に群生するハイホラゴケ(小葉type)葉は大きなものでも10㎝程度。2014年9月21日 栃寄沢 ハイホラゴケ(小葉type)葉柄には褐色の鱗片と共に赤褐色の毛が確認できる。2014年9月21日 栃寄沢
ハイホラゴケ(小葉type)、岩壁基部に群生(上左)
ハイホラゴケ(小葉type)、葉柄(上右)

ハイホラゴケ(小葉type)、広い翼がある葉柄には毛が生える。2014年9月21日 栃寄沢 ハイホラゴケ(小葉type)、葉柄上部・中軸には褐色の小さな鱗片がやや密につく。2014年9月21日 栃寄沢
ハイホラゴケ(小葉type)、葉柄の翼(上左、上右)

ハイホラゴケ(小葉type)、葉柄上部~中軸・羽軸には褐色の鱗片が目立つ。2014年9月21日 栃寄沢 ハイホラゴケ(小葉type)、中軸には褐色の鱗片が目立つ。2014年9月21日 栃寄沢
ハイホラゴケ(小葉type)、葉柄上部~中軸・羽軸の鱗片(上左)
ハイホラゴケ(小葉type)、中軸の鱗片(上右)

ハイホラゴケ(小葉type)、葉脈が盛り上がる。2014年9月21日 栃寄沢 ハイホラゴケ(小葉type)、包膜はラッパ状。2014年9月21日 栃寄沢
ハイホラゴケ(小葉type)、葉脈(上左)
ハイホラゴケ(小葉type)、胞子のう群(上右)

ハイホラゴケ(小葉type)、包膜はラッパ状。2014年9月21日 栃寄沢 ハイホラゴケ(小葉type)、包膜の基部にも鱗片がやや密につく。2014年9月21日 栃寄沢
ハイホラゴケ(小葉type)、包膜(上左、上右)