ハコネシケチシダAthyrium christensenianum
メシダ科 メシダ属
生育している環境:田んぼや畑の中を抉るよう(深さ2m)に流れる用水路のそばに生育。高茎草本と競合しながら生育。太陽が上部に来た時だけ直射日光が当たる環境。
観察された特徴:葉の大きさは1m。胞子嚢群は盛り上がり、個々の胞子嚢は淡褐色(あめ色)で不充実をうかがわせる。胞子を観察しようと試みたが胞子嚢は小さく、壊してもほとんど胞子を観察することができなかった。
(1)葉の大きさはほぼ1mのハコネシケチシダ
(2)ハコネシケチシダ、羽片
(1)ハコネシケチシダ、羽片裏側
(2)ハコネシケチシダ、小羽片裏側
(1)胞子嚢1、1つの胞子嚢を壊したよう
(2)胞子嚢2、1つの胞子嚢を壊したよう
個々の胞子嚢は小さくあめ色で、胞子嚢群は盛り上がり、いくつかの胞子嚢を壊してもほとんど胞子を含んでいないものが多かった。