アマクサシダ Pteris dispar
生育環境:ウエットなスギ植林地内から林内の乾燥気味の斜面・畑の土手まで色々な環境で監察される。
特 徴:常緑性。葉柄はエンジ色、細くて硬い。観察された個体の葉の大きさは55~90㎝。4~6対の側羽片と頂羽片を持つ。羽片は上側よりも舌側が発達し、上側が欠ける場合もある。胞子のう群は裂片の先端を除き辺縁を巻き込むようにしてつく。
生育確認数3地点。林内の乾燥気味の斜面では10株程度群生。久野、いこいの森、大雄山最乗寺。
畑の土手に生育するアマクサシダ(左上)
スギ林内渓谷沿いに生育するアマクサシダ(右上)
アマクサシダ、羽片(左下)
アマクサシダ、頂羽片(右下)