オオカナワラビArachniodes amabilis
オオカナワラビ、2010年11月28日大雄山最乗寺
生育環境:薄暗いスギ植林地内から丈の低い下草が一面に生育しているやや明るい林内まで生育。ウエットな林床を好む。
特  徴:常緑性。1株あるいは数株ずつで点在して生育。観察された個体の葉の大きさは45~85㎝。葉は濃緑色であまり硬くない。小羽片の鋸歯は大きく、葉は長さの割に幅が広く、胞子のう群は辺縁寄りにつく。最下羽片下側第1小羽片は長く伸び、頂羽片ができる。
生育確認数:5地点、1株。久野。
オオカナワラビ、2012年5月30日小田原久野
オオカナワラビ、生態(上)
オオカナワラビ、胞膜(左下)
オオカナワラビ、胞子のう群(右下)
オオカナワラビ、胞膜 2012年5月30日小田原久野 オオカナワラビ、胞子のう群2012年5月30日大雄山最乗寺
オオカナワラビ、胞子のう群