オオバノイノモトソウ(広葉type)
イノモトソウ科 イノモトソウ属
生育していた環境:スギ・ヒノキ林および照葉樹・夏緑広葉樹が生育する森の乾燥気味の林縁斜面に生育。
観察された特徴:常緑性。観察された葉は栄養葉で胞子葉は枯れていた。葉のの大きさは45~50㎝、葉は黄緑色。葉の質は薄いが硬く、辺縁の鋸歯は鋭い。羽片は、基部は広い楔形で長楕円形で先端に向けて狭まるがそれほど尾状に伸びない。下部羽片には下側小羽片は発達するが側羽片ほど長くはなく長楕円形で尾状にならない。頂羽片には明瞭な柄がある。
生育確認数:1地点。5株。小田原三竹。
オオバノイノモトソウ広葉type
オオバノイノモトソウ広葉type(上左)
オオバノイノモトソウ広葉type(上右)
標本2
オオバノイノモトソウ(硬葉type)から変更します。2017年1月25日
生育していた環境:スギ・ヒノキ林内、林内を通る山道の山側の崖の上に群生、崖から垂れ下がるようにして生育。
観察された特徴:常緑性。観察された葉は栄養葉で胞子葉は枯れていた。葉のの大きさは45~60㎝、葉は鮮緑色~黄緑色。葉の質は薄いが硬く、辺縁の鋸歯は鋭い。羽片は基部は広い楔形で直線的~やや緩く鎌形に曲がる。頂羽片には明瞭な柄がある。
生育確認数:1地点。個体数は多い。小田原苅野。