ヒカゲワラビ

イワデンダ科 ノコギリシダ属 Diplazium chinense

ヒカゲワラビ 2010年11月11日大雄山最乗寺
生育環境:川沿いのスギ林内から林縁で、上部が開けた明るい林床にほかの林床植生とともに生育。群落はつくらず、点在して生育していた。
特  徴:夏緑性。観察された個体の葉の大きさは75~100㎝、葉の形は三角形で4回羽状に分かれる。下部羽片には長い柄がある。葉柄下部には黒褐色の鱗片をつけ、葉柄中~上部には鱗片がほとんど無い。胞子のう群は線形で裂片の中肋よりにつく。
生育確認数:2地点、12株。  大雄山最乗寺。
ヒカゲワラビ、羽片 2010年11月11日大雄山最乗寺 ヒカゲワラビ、最下羽片 2010年11月11日大雄山最乗寺
ヒカゲワラビ、羽片(左上)
ヒカゲワラビ、最下羽片(右上)
ヒカゲワラビ、最下羽片の柄(左下)
ヒカゲワラビ、胞子のう群(右下)
ヒカゲワラビ、最下羽片の柄 2010年11月28日大雄山最乗寺 ヒカゲワラビ、胞子のう群 2010年11月11日大雄山最乗寺

ヒカゲワラビ、葉柄下部鱗片 2010年11月28日大雄山最乗寺
ヒカゲワラビ、葉柄下部鱗片



標本2 小田原市 狩野 2地点。
ヒカゲワラビ。2015年12月25日 小田原市 狩野
ヒカゲワラビ

ヒカゲワラビ、最下羽片。2015年12月25日 小田原市 狩野
ヒカゲワラビ、最下羽片

ヒカゲワラビ、羽片裏側。2015年12月25日 小田原市 狩野 ヒカゲワラビ、胞子のう群。2015年12月25日 小田原市 狩野
ヒカゲワラビ、羽片裏側(上左)
ヒカゲワラビ、胞子のう群(上右)