ヒュウガシダ Diplazium x takii Kurata
メシダ科 ノコギリシダ属
※最近、ヒュウガシダが確認されたことを受けてタンゴワラビとして掲載していたシダをヒュウガシダに訂正いたします。2021年8月23日
生育していた環境:北斜面のスギ植林谷部林床。
観察された特徴:常緑性か。葉柄基部には明るい黒褐色~濃褐色のやや大きな鱗片をつける。葉柄下部にも明るい黒褐色~濃褐色の鱗片をつける。葉柄~中軸・羽軸にかけて短い突起のような毛を密につける。下部羽片の柄は長い。羽片基部の小羽片には短柄がある。観察された葉の大きさは80~100㎝。胞子嚢群は中間につく。
生育確認数:1地点。15株程度。南足柄苅野。
(1)ヒュウガシダ、中軸や羽軸
(2)ヒュウガシダ(上)とシロヤマシダ(下)、羽片比較