フジオシダか

オシダ科 オシダ属 Dryopteris watanabei

羽片はほとんど垂れ下がらず水平に展開しておりフジクマワラビの可能性もあります。あらためて詳しい写真を撮影したいと思います。2020年11月14日
フジオシダ(オシダ×オクマワラビ)2012年5月30日小田原 久野 

生育環境:イノデ類などほかのシダが群生するスギ林内でときどき見られる。
特  徴:常緑性。葉の大きさは80~120㎝。一見オクマワラビを思わせるがはるかに大きく生長する個体も見られ遠くからでも目立つ。葉柄下部の鱗片は大きく10~20mm・褐色~濃褐色・披針形でねじれる。胞子のう群ははじけない。
生育確認数:2地点、2株。久野。

フジオシダ(オシダ×オクマワラビ)葉柄下部鱗片。2012年5月30日小田原 久野 フジオシダ(オシダ×オクマワラビ)胞子のう群。2012年5月30日小田原 久野 
(1)フジオシダ(オシダ×オクマワラビ)葉柄下部鱗片
(2)フジオシダ(オシダ×オクマワラビ)胞子のう群